2019.08.15 公開
【ライブレポート】家入レオ、多彩なセットリストで観客を魅了!シンガーソングライターという枠だけにとどまらない可能性を見た<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019>

家入レオ(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019)  画像 1/5

8月3日(土)・8月4日(日)・8月10日(土)・8月11日(日・祝)・8月12日(月・振休)の5日間、茨城県国営ひたち海浜公園で国内最大の野外音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」が開催された。

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12日、PARK STAGEで多彩な表現でオーディエンスを魅了したのは家入レオだ。月9ドラマの主題歌になった『もし君を許せたら』をしっとりと歌い上げ、彼女のステージは封切られた。儚いのに強い歌声は、ただ上手いだけでなく感情がギュッと込められた重みがある。その声はバンドとも相性がよく、『Silly』では壁で音楽が迫ってくるような一体感をバンドと共に生み出した。

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「この空の下でひとつになっていこうね!」と告げ始まったのは『僕たちの未来』。ゴスペルのようなコーラスが入っているにも関わらず、彼女の声はそれに一切負けることはない。気高い音色が会場を埋め尽くし、PARK STGEをひとつにまとめあげていく。
その後も自分らしく生きることを肯定する『Spark』、声を荒げる姿にロックスターの片鱗を見た『Overflow』と青空に虹をかけるかの如く多彩な面を魅せつける。なかでも、ボーカリスト家入の可能性を見せつけたのは『ファンタジー』だ。バンドに乗っかるだけでなく、一緒に音楽をしている姿は生き生きとしていて美しい。しっとりしたバラードだけでなく、サイケデリックなサウンドでも難なく表現できてしまうのは彼女の強みといっても過言ではないだろう。

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『Shine』では説得力の増した言葉で観客の心を震わし、『サブリナ』ではオーディエンス全員とのジャンプで一体感を生み出した。そのまま終わるかと思われたが、「夏の定番を聴いていかなくていいんですか?」という家入の言葉によりラストソングへ。導かれたのは『君がくれた夏』だ。アコースティックギター2本で紡がれる歌は爽やかで、太陽がカンカンと照り付ける広場に風が吹いたよう。多彩な魅力でシンガーソングライターとしての力量を魅せつけ、PARK STAGEをあとにした。

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ROCK IN JAPAN FESTIVAL2019
08/12 PARK STAGE
家入レオ セットリスト

M1 もし君を許せたら
M2 Silly
M3 僕たちの未来
M4 Spark
M5 Overflow
M6 ファンタジー
M7 Shine
M8 サブリナ
M9 君がくれた夏

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