2015.11.26 公開
今年で5回目の開催となる『テレビ朝日ドリームフェスティバル 2015』が11月21日、22日、23日の3日間、国立代々木競技場第一体育館で開催された。
最終日に登場したのは女性シンガーソングライター・椎名林檎。
ティアラを付け深紅のドレスをまとった椎名林檎が、バンドメンバーMANGARAMAに囲まれるようにしてステージに登場。
トロンボーンのソロから1曲目『マヤカシ優男』が始まると、代々木体育館はあっという間に20世紀初頭の古き良きキャバレーのごとき華やかで怪し気な雰囲気に彩られた。
1曲目に続き2曲目の『真夜中は純潔』まで男と女の駆け引きを歌い、3曲目『殺し屋危機一髪』で、さらに独特の世界観が加速。
ステージ上のスクリーンには、林檎の歌う英語詞の対訳が古い映画の字幕のように映し出され、レトロな雰囲気を醸し出す。
圧巻だったのが『神様、仏様』にリンクした映像演出。
ステージ上のスクリーンには、この曲のプロモ映像の別バージョンが映し出され、映像のラストはバンドのメンバー紹介になって締めくくるという見事な展開。
椎名のヴォーカルはもちろんのこと、MANGARAMAの重厚なサウンドとインパクトのある映像の融合に、鳥肌が立つほどの迫力が感じられた。
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