2019.09.24 公開
【ライブレポート】超特急タカシ ソロライブ『Utautai』開催!70年J-popから初挑戦の洋楽カバーまで。ヴォーカリストとしての未来の目標も発表!

タカシ Phoro by 米山三郎  画像 1/5

23日、6人組ダンス&ボーカルグループ・超特急のボーカルを務めるタカシが舞浜アンフィシアターにて2年ぶりとなるソロライブ『Utautai』を開催した。

この日23歳の誕生日を迎えたタカシは2年ぶりにソロライブを実施。
誕生日を祝いたい想いも合間って8号車(超特急のファンの呼称)を中心にファンが詰めかけ、昼夜の2部で5,000人を動員した。

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冒頭のMCで「今日はゆったりとした時間を過ごしてください。楽しんでいこうな!」と観客へ語り掛けた通り、超特急のライブとは異なり、観客もゆったりと座席に着いてタカシの歌に聞き入る場面も多かった今回のライブ。

超特急の楽曲はもちろんだが、黎明期も含めJ-popに造詣の深いタカシが自ら選曲したというはっぴいえんど『空いろのくれよん』、サニーデイ・サービス『恋におちたら』、1977年のデビュー当時ロックアイドルとして絶大な人気を誇った原田真二『てぃーんず ぶるーず』、山下達郎や大貫妙子らが在籍した70年代のバンド・シュガーベイブ『パレード』などタカシらしいゆったりと優しく温かな音色の楽曲を中心にしたセレクトから、「この公演で新しい挑戦を」と初めて挑戦した洋楽のカバーでは、日本でもCM曲として流れたDaryl Hall&John Oatesの「Private Eyes」、Paul McCartney&Michael Jacksonの「Say Say Say」などタカシの持ち味である伸びやかな高音域を活かした楽曲など、70年代を中心とした洋楽・邦楽の名曲カバーから、超特急ライブでも歌われてこなかった『ソレイユ』、自身初の作詞作曲に挑戦したという巻き舌やシャウトも交えたロックチューン『バーニングファイター!!』や、身近な大切な人に向けたタカシ自身の決意表明を表したという『peace YOU』など幅広いバリエーションの楽曲を生バンドを従えて披露。

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なおJ-popに造詣の深いタカシはMCで「以前から70・80年代の曲が好き。でも同年代にはわかってもらえなくて勝手にジェネレーションギャップを感じていたので、このライブを通して昔ながらの色あせない名曲をみんなに好きになってもらえたら嬉しいです」と語り、「一番望んでいるのは、肩の力を抜いてみんなで楽しむこと。世代問わず、いろんな方に楽しんでもらえる曲を用意してきました」と観客へ語り掛ける場面も。普段の超特急の姿とはまた異なる、タイトル通り“歌うたい”としてアーティスト“タカシ”を存分に味わうことができるライブとなった。

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ラストにMCで「ボーカリストとして成長させていただけるライブ」とこのライブの位置づけを語りつつ、「この世界で自分は何ができるんだろう? そう考えて行き着いたのは、超特急のボーカルとしてここに立たせてもらって、みんなをほんの少しだけ明るい未来に導いていくこと。もっとたくさんの方に笑顔を届けていける存在を目標に頑張っていきたいし、大きな野望ですけど『Utautai』でツアーを回って、いろんな方に会いに行きたい。また、こんな素敵な場所で会う日まで」と語り、ステージ去り際には「素敵な誕生日になりました! また絶対に『Utautai』実現させるから楽しみにしてて。みんな本当に大好きや!」と力強く宣言した。


(文:佐藤早雪)

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