2011年より毎年開催されているテレビ朝日主催の音楽ライブイベント、テレビ朝日ドリームフェスティバル(通称:ドリフェス)が幕張メッセ国際展示場ホールにて開催された。台風19号の影響により、2日目からの開催となったものの、ラストを飾る14日(祝・月)は予定通り開幕。バンド結成30周年を迎えるLUNA SEAのライブレポートをお届けする。
ベートーヴェンの名曲・月光をバックミュージックに姿を現したのはLUNA SEA。真矢(Drs)のドラムが絶妙なタイミングで音を断ち切ると、SUGIZO(Gt/Violin)、INORAN(Gt)、J(Ba)の演奏が鳴り響く。1998年にリリースされた「STORM」をサングラス姿のRYUICHI(Vo)が歌えば、場内のボルテージは一気に加速状態。さらに、待ったなしの巨大な爆発からアドレナリン全開で歌い出したのは「TONIGHT」。何度も口ずさみたくなるようなキャッチーなサビにノリノリで拳を振りかざす様は、もはやワンマンライブそのものとなった。
LUNA SEA ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2019 /写真提供: 田辺佳子 画像 2/7
LUNA SEA ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2019 /写真提供: 田辺佳子 画像 3/7
LUNA SEA ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2019 /写真提供: 田辺佳子 画像 4/7
「幕張、元気ですかー!? LUNA SEA30周年を迎えました!語れば涙、聞くも涙、思い出しても涙(笑)!でも幸せがいっぱいでした!本当にありがとう!」
狂気のような鋭いライブからは一変。RYUICHIのトークで場内が和むと、「今回はガンダムの曲をやらせてもらっているので歌わせてもらいます」と力強く言葉にして、TVアニメシリーズ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」に起用されている「宇宙の詩〜Higher and Higher〜」を熱唱。光の中を駆け抜けていくような独創的ともいえる美しいギターの音色とRYUICHIの歌声がオーディエンスの心を掴むと、続く選曲は相反する対照的なギャップを演出。重厚感のあるRYUICHIの低音ボイスとギターが絡み合う「gravity」の哀愁漂うLUNA SEAの世界観、さらに「今夜の幕張のみんなに贈ります」と一言添えて歌われた「悲壮美」に場内が酔いしれていく。
LUNA SEA ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2019 /写真提供: 田辺佳子 画像 5/7
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艶のある歌声に酔いしれるのも束の間。再び訪れるトークタイムでは、「ニューアルバムが届けられそうです!何事もなければ、みんなの元に届けられます!ほぼ大丈夫です(笑)」とRYUICHIが嬉しいニュースを報告し、ニューアルバムを引き下げてのツアーを予定していると語る場面も。歓声が湧き上がったところを見計らい「みんな行くよ!」と煽りを入れて歌い出すのは、1993年にリリースされた懐かしの2ndシングル「IN MY DREAM」。左右に大きく手を振りながら場内を盛り上げ、「もう一丁いこうか!幕張いくよ!!」と追い込みをかけていく。スピード感溢れる攻撃的なダークサウンドでビジュアル系バンドの真髄を見せると言わんばかりに歌い上げる「ROSIER」で見事なカリスマ性で圧倒したLUNA SEA。
今回発表された12月18日(水)には通算10作目となる最新オリジナルアルバム「CROSS」をリリースに加えて、LUNA SEA 30th Anniversary LIVE LUNATIC X’MAS2019を2daysで開催という日本のロックバンドを牽引する彼らの活動は今後も見逃せない。
SE 月光
M1. STORM
M2. TONIGHT(LONG)
-MC-
M3. 宇宙の詩〜Higher and Higher〜
M4. gravity
M5. 悲壮美
-MC-
M6. IN MY DREAM
M7. ROSIER
