昨年2018年10月27日(土)に神奈川県茅ヶ崎市サザンビーチちがさきで初開催された『茅ヶ崎サザン芸術花火』が、今年も10月19日(土)に開催された!サザンオールスターズの楽曲にシンクロさせて、世界最高峰の芸術花火が打ち上がるという本イベント、第二回にして有料イベントとしては茅ヶ崎市史上最大動員数となる3万6千人を記録。8月末に開催が発表されるとたちまち話題になり、チケット先行受付の段階で規定数を大幅に超える応募が殺到。それを受けて、当初、椅子指定席でのみの販売だったところ、急遽、エリアされることに。開場時間に制限が設けられたベンチ自由席が追加され、合計3万6千席が用意された。そして、一般発売日を迎えると、即日即完となるほどに大きな注目を集めた。
時刻は午後6時30分。ショーの口火を切った楽曲はサザンオールスターズ「東京VICTORY」。打ち上がった美しい花火は、2020年に東京オリンピックを控えた日本の未来を、明るく照らすかのように夜空を鮮やかに染め、会場からは大きな歓声が上がった。今年開催の全国55万人を動員したサザンオールスターズのライブツアーの1曲目に披露されていたのも同曲ということもあり、会場は興奮に包まれた。茅ヶ崎漁港の堤防から打ち上げられる花火は、全国花火競技会で総理大臣賞を受賞するレベルの屈指の花火師達により作られた、国内最高品質の花火玉。都内の花火大会では、保安距離の問題で使用することが出来ない尺玉(最高到達点490m、開花直径320mの10号以上の花火玉)も、茅ヶ崎サザン芸術花火では観ることが出来ることも醍醐味だ。続けて海辺に響いたのは、桑田佳祐ソロの大ヒット曲「波乗りジョニー」。今年の「茅ヶ崎サザン芸術花火」は、サザンオールスターズの楽曲に加えて桑田佳祐のソロ楽曲が使われていることも大きなトピックの一つ。
桑田佳祐の出身地であり、サザンオールスターズの聖地でもある“茅ヶ崎”は、数々の名曲の歌詞やジャケットデザインなどに登場している。そんな、サザンオールスターズと桑田佳祐のゆかりの地で、楽曲とともに世界最高峰の花火が打ち上がるというのは、間違いなくここでしか観ることが出来ない特別なイベントである。花火はその後も「涙のキッス」や「栄光の男」などのサザンの名曲や「祭りのあと」など桑田佳祐ソロの名曲とともに茅ヶ崎の夜空を美しく彩り、最後にはサザンオールスターズの最新曲「愛はスローにちょっとずつ」にあわせて大輪の花火を打ち上げて終幕。計13曲・約60分にわたり、感動的な空間を作りあげた。
■花火の翌日には恒例の「世界一たのしいゴミ拾い」イベントも開催!
『茅ヶ崎サザン芸術花火』では花火だけではなく、花火の翌日には恒例の「世界一たのしいゴミ拾い」イベントを開催することも特徴で、本年度も明日午前中に実施される予定。令和元年、東京オリンピック開催を翌年に控えた今、東京だけでなく地方にも目を向け、「この花火大会で行われるアクションから始まる輪を、ひとりひとりの”故郷”に広げていってほしい」―そんな想いも込められ、すでに350名を超える応募が来ている模様。詳細は公式ホームページへ!
茅ヶ崎サザン芸術花火2019 オフィシャルサイト https://southern-hanabi.com/2019/
《芸術花火とは?》
通常の花火大会とは一線を画した、「音楽」と「花火」を掛け合わせた花火エンターテインメントの先駆け“芸術花火”(企画・制作 株式会社GREAT SKY ART)シリーズは、北海道、名古屋、京都、福岡など全国各地で開催され人気を博していたイベント。昨年10月に開催され、芸術花火として関東初上陸となった『茅ヶ崎サザン芸術花火2018』の大成功により話題に拍車がかかり、今や日本最高峰の音楽花火ショーとして大きな注目を集めている。通常の芸術花火シリーズでは、複数のアーティストの曲で演出・構成されているが、『茅ヶ崎サザン芸術花火』はサザンオールスターズ・桑田佳祐の曲のみで構成した、スペシャルエンタテインメントショー!珠玉の名曲たちに乗せて、花火競技会で総理大臣賞を受賞するレベルの屈指の花火師達が全国から集結し、日本一の花火コレオグラファー大矢亮氏とともに「花火オールスターズ」として世界最高水準の花火玉だけで、1時間にわたる芸術花火ショーを繰り広げる。