2019.11.02 公開
今年メジャーデビュー5周年を迎えた植田真梨恵が、Zepp DiverCity(TOKYO)で行われたスペシャルライブでアニバーサリーイヤーを締めくくった。
植田真梨恵 画像 2/2
「まず私がどこから登場するのかしないのか。そこから謎ですからね」と語っていたライブの冒頭、植田の歌声を重ねたレクイエムのようなSEが荘厳に響き渡る。お祝いに駆け付けた大勢のファンが固唾を飲んでステージを見つめる中、怪しく光るマスク姿のバンドメンバーが2016年の同タイトルのライブをなぞるかのように、「DANGER」と印字された箱を運ぶ。また箱の中から植田が登場するのかと会場中が見守る中、箱は微動だにしないまま。ステージの真ん中は無人のまま歌が始まると、ステージの両端に二つ鎮座していた真っ白な繭のようなオブジェのひとつから、白い腕がのび…。
驚くのはこの、人が入るには小さく見えるが、プロの手を借りずに作るには大きすぎるオブジェを作ったのが植田自身であるということ。インディーズ時代からそのスタンスは何一つ変わっていないということを、5周年のアニバーサリーライブ冒頭で改めて証明してみせた。
この10月に全作品サブスク解禁があったことが影響しているのか、インディーズ楽曲、メジャー楽曲にとらわれず、オールタイムベスト的なセットリストで2時間を超えるライブをほとんどMC無しで、最後には声をからしながらも歌い切り、ようやく少しほっとした表情を見せたアンコールのMCで、大きな発表があった。
真冬の恒例ライブ、ピアニスト西村広文と二人で作る「Lazward Piano」を2020年は二大都市、東京、大阪のホールで開催するとのこと。
2020年1月には今年3月に重要文化財「大阪市中央公会堂」で行われたLazward Pianoツアーファイナル公演のBlu-rayリリースが控えていて、本日のライブでも披露された新曲「WHAT’s」は映画「ミセス・ノイズィ」の主題歌に抜擢されるなど5周年アニバーサリーイヤーを締めくくって尚、心躍るNEWSが続く。
【タイアップ情報】
新曲「WHAT’s」
2020年春公開の映画「ミセス・ノイズィ」主題歌に決定!
【リリース情報】
植田真梨恵と西村広文の二人によるLazward Piano(ラズワルドピアノ)
重要文化財でもある大阪市中央公会堂で行われたツアーファイナルを映像化! 東京日本橋三井ホール公演を収録したLIVE CDとの二枚組! LIVE Blu-ray 『Live of Lazward Piano -凍てついた星座- at 大阪市中央公会堂』 2020.1.8 release! 6,500 yen (Tax out) / GZXA-8035 二枚組 [Blu-ray + LIVE CD]
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