11月7日(木)、Zepp Divercity TOKYOを舞台に「Tune」番組放送2周年を記念したイベント「Tune LIVE 2019」が催されました。ここでは、SUPER★DRAGONのライブの模様をお伝えします。
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スターダストプロモーションの若手俳優集団EBiDANから生まれた、9人組ミクスチャーユニットのSUPER★DRAGON。ライブは、クールでワイルドにせまる「Monster!」からスタート。言葉のひと言ひと言をぶつけるように歌いながら、観客たちを怪しく挑発してゆくメンバーたち。突き刺すようにラップや歌声を響かせれば、みずからがモンスターとなり、雄々しいパフォーマンス混じりに表現。黄色い声が飛び交うフロアの熱狂とは裏腹に、野生味あふれる姿を提示してゆく様が格好いいじゃない。
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ダンスミュージックとヘヴィロックを合わせたミクスチャーな楽曲を特徴としているように、ズンズンと響くキックの強いビートの上で、観客たちを煽るように歌うSUPER★DRAGONのメンバーたち。クールでヘヴィなHIP HOPスタイルを持った「My Playlist」を通し、9人は大地を踏みしめるようなダイナミックなパフォーマンスを交えせまってきた。甘いマスクとは裏腹に、男らしい姿を押し出す様へ、会場中の女性たちがハートを射抜かれてゆくのもわかる気がする。
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さぁ、ここから一気にブチ上げていこうかと誘うように、SUPER★DRAGONはさらにダイナミックさを増したダンスナンバー「Mada' Mada'」を歌い踊り、観客たちを熱く攻めだした。途中には、トリッキーなパフォーマンスも登場。熱狂する観客たちを、彼らは「まだ足りない」「まだ足りない」と煽り続ける。一度火照った感情を、どこまでもアゲてゆく手腕は流石だ。彼らに煽られるたび、フロアから飛び交う声援にも熱が増していた。
最後は、感情を熱くバーニングさせるパーティナンバーの「PAYAPAYA」だ。親しみやすくファンキーな曲調ながら、ガツガツと煽る姿勢も見せてゆくように、とてもエナジーの高い楽曲だ。メンバーとフロア中の人たちが身体中から沸き上がる熱を互いにぶつけあい、一緒に高まり続けていた。何時しかSUPER★DRAGONの作り出したワイルドな宴の中に、嬉しく溺れていた。
(文:長澤智典)