2019.11.13 公開
11月7日(木)、Zepp Divercity TOKYOを舞台に「Tune」番組放送2周年を記念したイベント「Tune LIVE 2019」が催されました。ここでは、D. Y. Tのライブの模様をお伝えします。
D. Y. T(Tune LIVE 2019) 画像 2/3
「POPSとR&Bを融合した音楽性を軸に表現。千田耀太と菅野陽太の2名から成るツインヴォーカルユニット」と名乗るD. Y. Tだが、実際にステージングに触れたときには、2人のダンスパフォーマンスの高さとEDMを中心に増えた先鋭的な音楽スタイル。何より、2人の歌唱面での表現力の豊かさに圧倒されるものを感じていた。
弾け飛ぶエレクトロなダンスビートの上で、ダンサーたちを引き連れた2人は、息もぴったりな。いや、鉄壁なダンスパフォーマンスを見せていた。ダイナミックというよりは、微細な動きにも神経を注いだ、流れるような美しい動きをメンバー全員で作りあげてゆく。そのうえで、2人は「Party Out」をエモーショナルに歌っていた。とても温かみを持った歌声が、楽曲の表情に合わせ次第に熱を上げてゆく。最初はD. Y. Tのステージングに見惚れていた観客たちも、何時しか一緒に気持ちの熱を上げていた。
D. Y. T(Tune LIVE 2019) 画像 3/3
続く「キライになれたらいいのに」は、12月3日に発売する最新ナンバー。心の内側に渦巻く切ない気持ちを、2人は漏れこぼすように歌声やダンスに投影してゆく。揺れ動く心模様を描いたダンスにも目が惹かれる。なんて胸を揺さぶる切々とした歌だろう。その濡れた心を、2人の哀切なハーモニーがさらに涙腺の蛇口を緩めていった。
最後は、気持ちを一気に大空へ解き放つように、明るく解放感を持った「Shiny Day」をD. Y. Tは届けてくれた。彼らの歌声が、楽曲が持つ輝きが、とてもキラキラ眩しく瞼に焼きついた。何時しか会場中の人たちが、2人と一緒に大きく手を振り、気持ちを一つに熱を分かち合っていた。未来へ向けた輝かしい日々を一緒につかもうと、思いきり顔をほころばせていた。
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