ポルノグラフィティにとって2年振りとなるワンマン野外スタジアムLIVE「横浜ロマンスポルノ’16」が開催された。
横浜スタジアムでのポルノグラフィティのLIVEは今回で4回目となる。
ポルノグラフィティにとって「横浜スタジアム」はこれまで幾度もワンマンLIVEを成功させてきた会場。ファンにとっては馴染みのある会場でありつつ、語り継がれる伝説が起きた “聖地” とも呼べる縁の深い会場だ。
2008年の横浜スタジアムでのLIVE、「横浜・淡路ロマンスポルノ’08 ~10イヤーズギフト~」。雨が降る中、LIVEが進むにつれて雨は次第に豪雨に。最後まで無事LIVEをやりきったが、ステージ上にいたメンバーは「楽器が濡れて音が出ない瞬間が何度もあった」と話すほどで、“雨バンド”と呼ばれるポルノグラフィティの逸話となった。
LIVE序盤、3万人の観客の中心にあるセンターステージにてメンバー2人だけでアコースティックセットからのスタート。
意外なオープニングで幕を開けたロマンスポルノだったが、1曲目に演奏された、「ハネウマライダー」のイントロが響くや否や、会場は一気にアコースティックとは思えない盛り上がりに。
会場の横浜にちなんだ楽曲「横浜リリー」や「サウダージ」「アゲハ蝶」などヒット曲を続けざまにアコースティックで披露し、会場を沸かせた。
その後も新たなチャレンジとして、メンバー全員が革ジャン・サングラスをかけロックなアレンジの「ヒトリノ夜」「Mugen」を披露し、さらに観客を湧かせて、躍らせる。
その後も「オー!リバル」「メリッサ」「ミュージック・アワー」とヒット曲を立て続けに披露。
その中でも本編最後の楽曲「THE DAY」では、観客のシンクロライトが点灯し、会場全体に「THE DAY」の文字が浮き上がる。その様子がドローンで空撮され、会場が一体となった。さらに曲に合わせて様々な色に変化し会場は光りの海に。そんな光と音楽の融合で会場の盛り上がりは最高潮に達した。
「横浜ロマンスポルノ'16 ~THE WAY~」セットリスト
M①ハネウマライダー
M②横浜リリー
M③サウダージ
M④NaNaNa サマーガール
M⑤アゲハ蝶
M⑥敵はどこだ?
M⑦2012Spark
M⑧ミステーロ
M⑨ルーシーに微熱
M⑩ギフト
M⑪EXIT
M⑫愛が呼ぶほうへ
M⑬My wedding song
M⑭ヒトリノ夜
M⑮Mugen
M⑯Ohhh!!! HANABI
M⑰オー!リバル
M⑱メリッサ
M⑲ミュージック・アワー
M⑳THE DAY
EN①新曲
EN②エピキュリアン
EN③ジレンマ
EN④ダイアリー 00/08/26
ポルノグラフィティ プロフィール
広島県因島出身の岡野昭仁(Vo.)、新藤晴一(Gt.)の2人組。1999年「アポロ」でメジャーデビュー。その後も「ミュージック・アワー」「サウダージ」「ハネウマライダー」などヒット曲多数。
昨年の8月19日に10枚目のオリジナルアルバム『RHINOCEROS』をリリースし、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。その後も3週連続TOP10入りを果たし大ヒットを記録した。同年、9月からは全国ホールツアー「14thライヴサーキット “The dice are cast”」を開催。全国31箇所41公演で行い、全公演ソールドアウトと、人気を博している。