藤井フミヤの全国ツアーが9月10日(土)の大阪・フェスティバルホールでスタートした。7月にリリースした新アルバム「大人ロック」を携え4ヶ月に渡って26ヶ所32本の規模で行われ、全国ツアーは2年ぶり。フミヤ自身も『1年空いたのは久々。この歳になると結構大変だよ(笑)。今日は初日なので多少ピリピリしています!』と幾分緊張気味の中でスタート。
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コンサートは新アルバム「大人ロック」に収められた楽曲を中心に構成。ツアー・メンバーはバンドマスターの有賀啓雄(B)を中心に屋敷豪太(Ds)、松本圭司(Key)、石成正人(G)、友森昭一(G)と熟練の「大人」ミュージシャンが結集。曲によって4ピースやトリオ編成と様々なユニットでサポート。一方、フミヤもブルース・ハープを吹いたり、アコースティック・ギターの弾き語り等、プレイヤーとしても参加し八面六臂の活躍をみせる。
アルバム「大人ロック」はミュージシャンとして30年以上のキャリアを持つフミヤだからこそ出せるサウンド。コンサートでも大人の色気を漂わせたボーカルでオーディエンスを魅了し続ける。従来のフミヤのコンサートでは女性客が殆どであったが、この日、目立ったのは男性ファンが増えていた事。黄色い歓声に混じって野太い声援がかかるのもフミヤのコンサートでは珍しい光景。「大人ロック」がそれだけ男性ファンにも支持されてきた証左だ。
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曲毎に入れ替わっていたメンバー全員がステージに揃い、ここからいよいよ終盤に入ると告げると、「えぇ~!もっと聴きたい!」と惜しむ声が殺到。これにフミヤは、大阪が舞台となった朝ドラ主人公の人気セリフの「びっくりポンや!」と応え、会場は大喝采。地元のお客さんのハートががっちり掴んで「盛り上がっていくぜ。頼むぜ!関西!」と後半を一挙に駆け抜けた。
新アルバム曲だけでなく、『TRUE LOVE(1993)』や『Another Orion(1996)』にバンド時代の『Room(1989)』や『夜明けのブレス (1990)』、カバー曲も披露。新旧ヒット曲を織り交ぜた20曲を超えるセットリストは満員の2700人も大満足の構成。
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この日の会場である大阪・フェスティバルホールはツアー最終日の会場でもある。最後のMCでは無事に終えそうなコンサートにホッとしたのか「腹減っただろうな…」と漏らす一幕も。自身もこの日の仕上がりに手応えを感じたようで「このままだと(残りのツアーも)上手く行くと思います。最終日にお会いしましょう!」とツアー初日を締めた。
藤井フミヤの「大人ロック」全国ツアーは、12月3日の大阪・フェスティバルホールまで続く。各公演のチケット詳細は公式サイトを参照。
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<FUMIYA FUJII CONCERT TOUR 2016 大人ロック/公演日程>
9月10(土)&11日(日)大阪・フェスティバルホール /9月15日(木)埼玉・川口総合文化センター リリア メインホール
9月19日(月)北海道・札幌市教育文化会館 大ホール/ 9月21日(水)東京国際フォーラム・ホールA
9月24日(土)福岡サンパレス/ 10月1日(土)岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール
10月2日(日)宮城・東京エレクトロンホール宮城/ 10月5日(水)&6日(木) 東京・Bunkamuraオーチャードホール
10月8日(土)奈良・なら100年会館 大ホール/10月15日(土)兵庫・姫路市文化センター 大ホール
10月16(日)香川・サンポートホール高松・大ホール/ 10月22日(土)&23日(日) 神奈川県民ホール 大ホール
10月26日(水)東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール/10月28日(金)大阪・岸和田市立浪切ホール 大ホール
10月31日(月)東京・中野サンプラザ/11月3日(木)広島・JMSアステールプラザ・大ホール
11月4日(金)愛知県芸術劇場 大ホール/11月6日(日)茨城・常陸大宮市文化センター・ロゼホール
11月10日(木)神奈川・厚木市文化会館/11月12日(土)京都・ロームシアター京都 メインホール
11月13日(日)兵庫・神戸国際会館 こくさいホール/11月17日(木)北海道・幕別町百年記念ホール
11月19日(土)北海道・北斗市総合文化センターかなで~る/11月20日(日)青森・弘前市民会館
11月23日(水)三重県文化会館 大ホール/11月26日(土)&27日千葉・市川市文化会館 大ホール
12月2日(金)& 3日(土)大阪・フェスティバルホール
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