12月29日、大みそかに放送される「第70回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが東京・渋谷のNHKホールにて行われ、嵐が登場した。
音合わせでは『嵐×紅白 スペシャルメドレー』と題し、デビュー曲『A・RA・SHI』と、初のデジタル配信シングル『Turning Up』を歌唱。
『Turning Up』の前にはデビューから20周年までの軌跡を辿るスペシャル映像も流れるスペシャルなステージとなった。
囲み取材では20周年の記念に大トリを務めることに対して質問が上がり、「凄く光栄。令和初の紅白にもなるので、精一杯自分たちのパフォーマンスを感謝の気持ちを込めてできたら」と松本潤。また、2年連続で白組の司会を務める櫻井翔は「ちょうど10年前の2009年に初出場させてもらっているので、そこから10年で大トリを務めることは夢にも描いていなかった」と感慨深げに語った。
また、大野智は「司会をやらせてもらった時からなんでこうなってるんだろうと、未だに不思議な気持ち」と答え、報道陣の「頑張ってきた成果ですよね?」という問いに「そうですね」と笑顔で頷いた。
相葉雅紀は「『A・RA・SHI』と『Turning Up』というデビュー曲と最新曲を披露できることが嬉しいです。感謝の気持ちを込めて届けたい」と意気込みを語り、続く二宮和也は「1年を噛みしめながらやりたい。一緒に踊ってくれるダンサーはずっと嵐についてくれたり、ミュージックビデオに出でくれてる人です」とチームワークの良さをアピール。
また、米津玄師とのコラボレーションソング『カイト』について松本は、「めっちゃ良い曲です!米津くんらしい曲になってるし、初めて聞いたデモはご本人が歌っていたので、これを僕たちが歌わせてもらうんだと感動した」と、まだ報道陣にも明かされていない注目の楽曲について話してくれた。
楽曲制作の前には嵐5人と米津玄師で食事に行ったことも明かし、「嵐が歌うことをイメージして曲も詞も書いてくれたので、嵐にこんなイメージを持ってくれてるんだと感動しました」と松本。
櫻井は「自分にとって一生の宝になる映像になりそう」と話し、松本も「嵐のファンだったり嵐を知っている人が見たら『あれ?』って思うポイントもあると思います」とコメント。嵐本人にとっても、ファンにとっても記念の一曲となりそうだ。
最後に松本は「2019年の歌い納めになるし、新たな一歩の決意をとして最後にしっかりと締められたら」と意気込みを見せた。
『第70回NHK紅白歌合戦』は2019年12月31日(火)、NHK総合テレビ、BS4K・BS8K、ラジオ第一にて19時45分から23時45分で放送(※中断ニュースあり)。