(photo by 青木カズロー)
9月17日、氣志團万博2016初日。日が暮れかかった黄昏時に登場したのが湘南乃風。
「まだまだ力余ってるヤツ!湘南乃風と騒げー!」HAN-KUN(Vo.)が叫ぶと、一斉にオーディエンスがタオルを掲げて振り回す。とはいえまだライブは始まったばかり。
「言っとくけど、氣志團と湘南乃風が組んだら、この場所どうなるかわかってんだろうな!誰にも負けないくらい今日を楽しみにしてたヤツ、タオル廻して飛んでみろ!」とHAN-KUNは出だしから観客をあおり、会場の熱量を一気に上げていく。
中盤の『黄金魂』では観客が吠え、大合唱が始まる。「俺たちは湘南乃風だ!いつもの自分の限界を超えてみろ!」と若旦那(Dee Jay)が叫ぶと会場中から拳が上がり、ステージはクライマックスへ。海を指さし「あの海の向こうから東京湾を跨いでやってきました。せっかく来たんだからつながろうぜ!全員手を上げろ。そして全員肩を組め!」こうして会場が一体となって肩を組んで『親友よ』を大合唱。
湘南乃風のライブではおなじみのタオル廻しが会場を埋め尽くす。さらにHAN-KUNの「何か光るもの!」の合図でそれぞれがスマホやサイリウム、ライトなどを手に曲に合わせて左右になびかせる様子は圧巻。「カメラさーん!この映像撮っといてー!」メンバーから思わずそんなリクエストが出るほどの圧巻の光景が広がった。
そしてステージはクライマックスへ。彼ら最大のヒットソング『純恋歌』ではイントロから大歓声が上がり、会場は一体となってこの名曲に耳をすませた。そしていよいよラストソングとなった『睡蓮歌』では、これぞ湘南乃風!といった圧巻のタオル廻しの光景が会場のずっと奥まで広がり、オーディエンスは文字通りのお祭り騒ぎに。東京湾をまたいでやってきた彼らは、湘南と木更津を音楽で見事に結びつけてくれた。
(取材/文:バッキー☆大坂)
(photo by 青木カズロー)
氣志團万博 2016
湘南乃風 セットリスト:
M1.SHOW TIME
M2.Joker
M3.Born to be WILD
M4.黄金魂
M5.親友よ
M6.純恋歌
M7.睡蓮歌