2016.09.28 公開

photo by 釘野孝宏


9月17日、18日の2日間、氣志團が主催する野外フェスティバル『氣志團万博 2016』が袖ケ浦海浜公園で開催され、初日となる17日にGACKT presents 神威♂楽園が出演した。

チャイムの音が鳴り響き神威♂楽園校歌が響き渡った後『スリル』のイントロと共にGACKTに良く似た神威♂楽園の性徒会長・神威楽斗がステージに登場。「Baby Baby Babyー!」と歌いだしたと思ったら、あっという間にフィニッシュする『かなり、ちょっとだけスリル』を披露。

綾小路 翔に「なるべく目立たないようにしてください」と忠告されたと話す神威楽斗は「という訳で・・・ガチャガチャにしていきたいと思います!」と高らかに宣言。


【ライブレポート】GACKT presents 神威♂楽園が氣志團万博でサプライズ演出!ゴールデンボンバーが登場し、その後・・・!?  画像 2/4photo by 釘野孝宏


「君たちの愛する人の名は?」と問いかければ「会長!」と応え、「よろしいか?」と問いかければ「かしこまり!」と応え、そして「皆と一緒に?」と問いかけると「よろチクビー!」と応える新しい挨拶も加わり統一感溢れる空間が生み出された。

そしてここで、T.M.Revolutionの『HIGH PRESSURE』と『HOT LIMIT』、そしてTM NETWORKの『Get Wild』を同時に歌うと言い出す。その名も『GETでHOTでWILDなHIGH PRESSURE』を披露。絶妙に混ざり合った3曲を見事に同時に歌い上げた。

鳴り止まぬ歓声の中、昨年の氣志團万博で歌われた『B'zウルトラメドレー』が好評だったと話す神威楽斗。「でも同じ事をするのは僕の主義に合わない。」と更にパワーアップした『B'zウルトラメドレー第二弾』を披露。『LOVE PHANTOM』『BLOWIN'』『BAD COMMUNICATION』『TIME』『ALONE』『ultra soul』『恋心(KOI-GOKORO)』をメドレーで歌う曲なのだが全て最後は「ウルトラソウル!」と叫んで終わってしまうという何とも豪快なメドレーである。ちなみに『ultra soul』の時は「ギリギリ chop!」と叫ぶという変化球も見せた。

遊び心満載すぎる展開の後は猫耳姿に変身。そしてここで登場したのは同じく猫耳姿のゴールデンボンバー。サプライズゲストの登場に大きな歓声と拍手が起きる。神威楽斗から「ゴールデンボンバーのメンバーに問います。心の準備はよろしいか?」と問いかけられるとゴールデンボンバーも「かしこまり!」と生声で響かせ、その気合いを見せた。

 

【ライブレポート】GACKT presents 神威♂楽園が氣志團万博でサプライズ演出!ゴールデンボンバーが登場し、その後・・・!?  画像 3/4photo by 釘野孝宏


ゴールデンボンバーを加えて披露されたのは『小悪魔ヘヴン ハイスピードver 』。ゴールデンボンバーも振り付けを見事に決める。最後は「氣志團万博!皆で一緒に・・・よろチクビー!」と会場全員でポーズと共に叫びフィニッシュ。

ここでまさかの展開に。どうやら次の曲はX JAPANの曲をやるようだ。オーディエンスはXポーズでメンバーの登場を待つ。そんな中、神威♂楽園のメンバーがまるでX JAPANのメンバーのような格好で登場。そしてドラムを担当したのはYOSHIKIのような神威楽斗。


【ライブレポート】GACKT presents 神威♂楽園が氣志團万博でサプライズ演出!ゴールデンボンバーが登場し、その後・・・!?  画像 4/4

photo by 釘野孝宏


披露されたのは名曲『X』。度重なるXジャンプ、そして響き渡る「We Are X」の叫び、そして神威楽斗の激しい超高速ドラムパフォーマンスも加わりステージの迫力は凄まじいものであった。

そのパフォーマンスを終えた神威楽斗はまさに全てを出し尽くした様子で一言も発する事無くそのままステージを去った。

何が起こる解らない自由奔放・変幻自在のパフォーマンスに喝采の拍手が響き渡る中、神威♂楽園ステージは幕を閉じた。

(取材/文:山岸一之)


氣志團万博 2016
GACKT presents 神威♂楽園 セットリスト:

M1.かなり、ちょっとだけスリル
M2.GETでHOTでWILDなHIGH PRESSURE
M3.B'zウルトラメドレー第二弾
M4.小悪魔ヘヴン ハイスピードver
M5.X

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