2019年12月28日から2019年12月31日まで、幕張メッセで日本最大の年越しフェス「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 19/20 supported by Amazon Music」が開催された。3日目のGALAXY STAGEに2017年にビクターよりメジャーデビュー、徳島県を拠点に活動している4人組バンド・四星球が登場した。
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「あわてんぼうのサンタクロースじゃなくて、のんびりやのサンタクロースじゃない?」というアナウンスが入り、サンタ服に身を包んだ北島康雄が登場。それについで現れたのは、トナカイが乗ったそりを引いたU太とまさやんだ。“まだ見たこともないものを見せる”、“タピオカが7つ揃ったから願いが叶う”“サカナクション見たかったら中継で繋ぐから”など、ありとあらゆる伏線を張り巡らせる。ラグビーの稲垣選手に扮したモリスが揃うと、ハチャメチャなショータイムがスタートした。
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『言うてますけども』で封を切ると、たちまち四星球のペースに飲みこんでいく。大音量のクラップにハンズアップで埋め尽くされたフロアは、GALAXY STAGEに集った全ての人が全力で楽しんでいることを物語っていた。オーディエンスと共にエアギターをかき鳴らし盛り上がったのは、『鋼鉄の段ボーラーまさゆき』だ。途中でまさやんの眼鏡が壊れるハプニングもあったが、それも彼らの手にかかれば一流のエンターテイメントに早変わり。笑い飛ばしてネタに変えてしまう。
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左右に分かれての対決が『運動会やりたい』では勃発。年越しそば早食いや羽子板のうち真似、YMCA対決など、四星球ならではの運動会が繰り広げられていく。この手の誘導があると冷めたオーディエンスが一人くらいいても不思議はないものだが、スクリーンに映されるファンの表情はもれなく笑顔。コミックバンドとして、四星球の強さを物語っていた。
『モスキートーンブルース』でさらに会場を沸かし、ラストナンバーへとなだれ込む。導かれたのは、『妖怪泣き笑い』だ。観客全員ですさまじい一体感を生み出す。笑顔も笑い声も作りだした、嫌なことが全部吹っ飛んでしまうようなアクトだった。
COUNTDOWN JAPAN 19/20 supported by Amazon Music
GALAXY STAGE 12/30(月)19:45〜
四星球・セットリスト
M1 言うてますけども
M2 鋼鉄の段ボーラーまさゆき
M3 運動会やりたい
M4 モスキートーンブルース
M5 クラーク博士と僕
M6 妖怪泣き笑い
M7 鋼鉄の段ボーラーまさゆき(竹田家リクエスト ver)