2月18日(火)と19日(水)に東京・Zepp TOKYOにて開催されている『ROCK AX Vol.4』。初日となる18日(火)のステージに4人組ロックバンド・SUPER BEAVERが出演した。
SUPER BEAVER Photo by 山内洋枝 画像 2/5
SEに乗せて満場のオーディエンスのクラップに迎えられたメンバーは『うるさい』からライブをスタート。ボーカルの渋谷龍太が「『ROCK AX』 にようこそ」と挨拶。一気に高まる会場のテンションを刺激するようにSUPER BEAVER は『うるさい』、『閃光』を立て続けに熱唱した。最初のMCで渋谷は「テレビのイベントでございます!インディーズでも15年にやってたらテレビに出れるんだんぜ!」と高らかに叫んだ。「目の前で音楽を受け取って投げ返してくれる人の前で音楽ができるのは音楽家冥利につきますね。今日は我々4人では心許ないのであなたと一緒にステージを作っていきたい。楽しむ準備はできていますか?」の問いかけにオーディエンスからのレスポンスも盛況だ。
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MCが明け『証明』を歌い上げるメンバーたち。「Zepp Tokyo!俺たち4人と踊りませんか?」の誘いにフロアを巻き込み『irony』を披露。
「しっかりと面と向かって大事なことを言えたらすごく素敵だなと思って音楽やってます。今日この場所に立って一対一で音楽を聴いてくれるあなたの前で全て見てもらうために」。
そう言い放ち披露したのは『人として』。オレンジのステージ照明がメンバーを包み込んでいく中、内から絞り出した叫びをバラード調の歌詞に乗せてオーディエンスへと届けた。MCで再びフロアを沸かせた渋谷は『正攻法』でボルテージを再び上げていく。赤く染まるステージに加速してくサウンドが多幸感に満ち満ちていく。このまま『予感』『青い春』とセットリストを怒涛の勢いで展開していくSUPER BEAVER。
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「楽しいこと、嬉しいことだけじゃない。悲しいこと、悔しいこと、全部あなたの感情だ。あなたしか守ってあげられない。それはあなた以外では変えられない。その先を俺はあなたと一緒に見たいんだ」。渋谷の壮大な煽りと共に熱唱された『秘密』。投げかけられた思いを受け取り、オーディエンスからのコールがフロアを包み込みんでいく。
最後に渋谷は「人は100パーセント理解することは無理だ思う。だからこそ、その人の感じていることを自分で感じて考える事で愛情が生まれる。一人でいることは悲観的なことがではない。一人でいるからこそ人を想い合うことができる」とメッセージをオーディエンスに託して『ありがとう』を届けた。「また会いましょう!SUPER BEAVERでした」とオーディエンスとの別れの挨拶代わりに『嬉しい涙』を熱唱しステージを終えた。
SUPER BEAVERは今年結成から15年の節目の年を迎え、9月からは15周年記念ツアー第二弾として過去最大規模のキャパシティで全公演ワンマンにて開催する。
<ROCK AX Vol.4/DAY1セットリスト>
2019年2月18日(火)/Zepp Tokyo
SUPER BEAVER
M01.うるさい
M02.閃光
M03.証明
M04.irony
M05.人として
M06.正攻法
M07.予感
M08.青い春
M09.秘密
M10.ありがとう
M11.嬉しい涙