2015.05.11 公開

5月3日、昨年に続き2回目の開催となる埼玉県最大GWのロックフェス、VIVA LA ROCK 2015の初日がさいたまスーパーアリーナにて開催された。

初日のクロージングアーティスト枠に抜擢されたBOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)のパフォーマンスを一目見ようと、21時前からVivaステージに向かう人の波が凄まじい。

EDMのリズムが刻まれ、メンバーがステージに登場するとスタンディングエリアから大歓声。サイケデリックな川島道行のボーカルから1曲目『ONLY BLOOD』がスタート。サビでは骨太なロックサウンドに拳を突き上げオーディエンスの大合唱が起き、ロックフェスならではの盛り上がり!早弾きのギターソロが繰り広げられ、そのまま次の曲『A HUNDRED SUNS』と流れ込むと、ミッドテンポのリズムに寂しげなボーカルメロディーが乗っかり 静寂な空間を作りあげる。サビでは往年のNirvanaを彷彿とさせるハードなボーカルスタイルでボーカルの川島が両手を広げながら英語詞を力強く歌い上げると、オーディエンスも大合唱で応える。

『BLIND BIRD』は幻想的な紫色の光の中で綺麗なシンセの音が鳴り響き、スローテンポで始まる。これまでと一転して静かに音楽を聴きいるオーディエンス。プログレッシブな曲調でシンセが引き立つパートからメローなボーカルラインが際立つ。そのままエレクトリックなサウンドでフェードアウトするかと思いきや、後半はバンドサウンドが入って唯一無比なメロディックロックが壮大に繰り広げられる。各楽器陣がハイライトでは早弾きを披露しそのままエンディングへ。

静から動へと見事な展開を見せた『EMBRACE』『NINE』と立て続けに披露した後、EDMサウンドからキックの音が響きシンセの早弾きパートが始まると、場内はディスコのような雰囲気で盛り上がる。

ここでボーカルパートが入り、重厚なロックサウンドが奏でられると、紫色を基調としたムービングライトが激しく動き、ステージが照らされてスリリングな展開を見せる。『FOGBOUND』のまさに宇宙的もいえるブンブンのロックサウンドに酔いしれたオーディエンスは満足げな表情でステージに視線を送る。

「最後まで残ってくれてありがとう。また来年会いましょう!ありがとうございました。ブンブンサテライツでした。」と川島がオーディエンスに向かって感謝の気持ち伝える。

ステージからのファンとの写真撮影があったあと、アンコールが始まると、BOOM BOOM SATELLITESが再びハードなサウンドに乗せてステージに登場!『DRESS LIKE AN ANGEL 』が披露されるとスタンディングのファンは再びヒートアップし、盛り上がりは最高潮に。クロージングアーティストらしくさいたまスーパーアリーナのVIVA LA ROCK 2015の初日を盛り上げた。

【ライブレポート】BOOM BOOM SATELLITESが孤高のロックサウンドでオーディエンスを圧倒!VIVA LA ROCK 2015  画像 2/2

VIVA LA ROCK 2015
BOOM BOOM SATELLITES セットリスト

M1. ONLY BLOOD
M2. A HUNDRED SUNS
M3. BLIND BIRD
M4. EMBRACE
M5. NINE
M6. FOGBOUND

EN1. DRESS LIKE AN ANGEL

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