4月17日、X JAPANのYOSHIKIが音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にビデオメッセージを寄せた。
YOSHIKIはアメリカ・ロサンゼルスの自宅よりVTRで出演。出演にあたり番組ではYOSHIKIへの質問をファンから募集。寄せられた1万件を超える投稿の中から質問に答えた。
まずは、「『#SING4LIFE』にはどんな思いを込めて参加されましたか?」という質問に対し、「もともとボノさん(U2)が始められたと思うのですが、ウィル・アイ・アム(The Black Eyed Peas)さんからテキストが来て、『ピアノで参加していただけませんか?』と。こういう時こそ僕らミュージシャンも頑張らなきゃいけないということで、この曲を仕上げました」と経緯を説明。
さらに、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの問題にこれまで警鐘を鳴らしてきたYOSHIKIは、「今回の問題は一つの国の問題じゃなくて、世界中の問題。人類とウイルスの戦い。音楽家として、ミュージシャンとして何ができるんだろう? それで、今回はこういったコラボになりました」と思いを震わせた。
また、「LAの外出禁止令で今、生活で不自由していることは?」という質問には、「僕は本当に生活能力が無いというか・・・」と前置きし、卵も割れないぐらいに家事を全くした事がないと話すYOSHIKI。「自分から音楽取ってら何も残らないと実感しています。家事はほとんど出来てないのですが、作曲を頑張っています!」と気になる発言も。
最後に視聴者へ向けてYOSHIKIは「『ENDLESS RAIN』とか『Imitation Rain』とか『雨』の曲を書いているんですが、『止まない雨はない』。そして、『明けない夜はない』。みんなで協力しあって、1日も早い夜明けを迎えられるようにと思っています。僕らはミュージシャンとして少しでも心に寄り添えるように、音楽を通して協力したいと思います。皆さんの健康と安全を祈っています」とメッセージを贈った。
この日の放送では「春うた30年の名曲ヒストリー」と題したVTR企画を実施し、番組司会のタモリと、並木万里菜アナウンサーは出演しなかった。