新型コロナウイルス感染拡大により今夏公演中止となった、ミュージカル『スクールオブロック』の2020年キャストによるスペシャルパフォーマンス映像が制作されることが決定した。
ミュージカル『スクールオブロック』柿澤勇人(中央) (C)ホリプロ 画像 2/4
この度、新型コロナウイルス感染拡大により公演中止となったミュージカル『スクールオブロック』の2020年キャストによるスペシャルパフォーマンス映像が制作されることが決定。
本来であれば、8月22日から東京建物Brillia HALLにて上演、本日10月4日に大阪・新歌舞伎座にて大千穐楽を迎える予定だった本作は、ジャック・ブラック主演の同名映画をミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲・プロデュースでミュージカル化し、世界中で大ヒット。待望の日本初演が今年上演される予定だった。
作品の大きな魅力の一つが、ニセ教師として学校に潜り込んだ売れないロッカー・主役のデューイと12名の生徒役の子ども達によるエネルギー溢れるライブ演奏だ。
ミュージカル『スクールオブロック』 (C)ホリプロ 画像 3/4 ミュージカル『スクールオブロック』 (C)ホリプロ 画像 4/4
この生徒役のオーディションは公演の1年前に実施され、応募総数1565名の中から選ばれし、才能溢れる子どもたちの出演が決定していた。彼らはオーディションを経て、公演で最高の演奏をすべく更なる稽古を積み、いざ、公演に向けて本格的に動き出す!というタイミングで全公演中止を余儀なくされることとなった。もしいつか、本作を上演できる日が来たとしても、2020年に選ばれし子ども達の出演は年齢的に叶うことがない可能性が高い。そのため今回特別に、主役デューイ(西川貴教、柿澤勇人)と生徒たちによるパフォーマンスがスペシャルバージョンとして映像収録されることが発表となった。
コロナ禍でまだまだ不安な日々が続くが、このパフォーマンス映像は、きっと最高のエネルギーを届けてくれることになるだろう。映像は完成次第ホリプロステージ公式YouTubeにて公開予定。本日は写真のみ解禁となったが、スペシャルパフォーマンス映像の公開日が待ち遠しい。