EXILEがデビュー20周年を迎えた9月27日に、『ABEMA × LDH 2021 スペシャルファンミーティング@EXILE TRIBE STATION in YOKOHAMA』を開催。ABEMAにて独占生配信された。こちらは10月4日までアーカイブ視聴が可能となっている。
この夏リリースした「HAVANA LOVE」を歌いながら、「EXILE 20th ANNIVERSARY」というゴールドの文字が光る黒地のTシャツで登場したEXILEメンバーたち。EXILE TAKAHIROが「あっという間に夏も過ぎてしまいましたが、ここに集まっていただいた皆さんと、夏の思い出を作っていければと思います。そしてなんと言ってもEXILE20周年ということで!」と挨拶をすると、会場からは大きな拍手が湧き上がった。
有観客&無歓声でのファンミーティングだが、EXILE AKIRAとEXILE NESMITHが「右手をグーグーグーグー!」と煽って盛り上げていく。「久しぶりにこんなにたくさんの皆さんとお会いできたので、若干緊張している!」「この距離感久しぶり!」と、メンバーも喜びを抑えきれない様子だった。
スペシャルMCとしてファンミーティングを進行したのは佐藤大樹。ABEMAで視聴しているファンのコメントをメンバーが手元のタブレットを見て読み上げるなど、オンラインライブならではの取り組みも。髪を染めた白濱亜嵐の「ビジュアルがいい」というコメントが拾われると、すかさず関口メンディーが「髪染メンディー!」と叫び、笑いを誘った。さらに世界が特製の誕生日ケーキを乗せたワゴンを押して登場すると、「Happy Birthday To You」のBGMに合わせて、音程が定まらない歌声を披露して笑いを巻き起こす。
その後は、ファンミーティングならではの企画が盛りだくさん。メンバーが雑誌『月刊EXILE』のインタビューで答えた内容を当てるクイズ「あの頃は若ザイル〜」や、懐かしいアーティスト写真を年代順に正しく並べる「エモザイル〜」、そしてライブDVDのオープニング映像でどのライブかを当てる「早押しドン!ザイル〜!!」と続く。ところが、例題ひとつ出しただけでも次々と珍回答が飛び出し、「このゲームずっとやりたい」「笑いすぎてアゴがいたい」と、メンバーも大いに盛り上がる大喜利大会となってしまうのだった。
そんな中、ライブDVDのオープニング映像を見ていると「ライブやりたいっすね」とAKIRAがしみじみ。会場に駆けつけたファンも過去のライブグッズを持参していた様子で、メンバーが感慨深い表情を浮かべていた。
この日、約3年半ぶりとなるオリジナルアルバム『PHOENIX』が2022年1月1日にリリースされること、そしてEXILE20周年企画として、Jr.EXILE4組が4曲ずつカバーする『EXILE TRIBUTE』のリリースが発表された。EXILE SHOKICHIが「『永久に不滅』『絶対に羽ばたくぞ』みたいな思いをこのアルバムに込めて。また大声で歌って、あの楽しさをまたみんなで蘇らせるきっかけのアルバムになるように!」と語り、またライブで熱狂的な時間を過ごすことを約束したのだった。
そんな気持ちにぴったりな曲「YELLOW HAPPINESS」、さらにEXILEの歴史と共に歌い継がれてきた「Choo Choo TRAIN」が披露された。
最後の挨拶では、橘ケンチが「ここにいるのは14名ですけどEXILEメンバーは19名」、TAKAHIROが「EXILE HIROさんをはじめオリジナルメンバー、20周年本当におめでとうございます」と話し、EXILEを創り上げたメンバーに向けたリスペクトの言葉も飛び出した。
このステージにいるメンバー全員がEXILEに憧れ、その一員になるという夢を叶えてきた。たくさんのLoveと、受け継がれていくDream、そして広がっていくHappinessを、これからも。20周年イヤーの幕開けに、『NEW EXILE』の決意を感じられる一夜となった。