photo:Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)
3月18日、株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント企画制作のロックフェス『ビクターロック祭り2017』が幕張メッセで開催され、Dragon Ashが出演した。
「ビクターロック祭り」皆勤賞、4度目の出演となるDragon Ash。スクリーンには、デビューからリリースしてきた数々のアルバムのジャケ写に続いて「Real Live Monster」の文字が大きく映し出され、彼らのステージは『Mix It Up』から勢いよく始まった。
一曲目から容赦しない程の激しいサウンドで観客を圧倒させる。その勢いのまま『Headbang』、『For divers area』とアップテンポの曲が続き、会場のボルテージは急上昇をみせる。
ここでKj(Vo/gut)が、「自分と桜井誠が16歳だった時に原宿ルイードでライブをし、今は亡くなったビクターのディレクターが認めてくれた。それ以来Dragon Ashは一度も移籍することも活動休止することもなく、今の今までやってこられました。」と、デビュー当時からこれまでの想いを口にし、『光りの街』を心に染みる歌声で歌いきる。
次に、KenKen(Ba)のスラップベースから、『The Live』をKj(Vo/gut)、KenKen(Ba)のWボーカルと多彩なパフォーマンスでみせる。
最後にKj(Vo/gut)が、「かっこいいバンドがプロになって、その背中をみてまた誰かがプロになって、ミュージシャンもロックバンドもそうやって繋がっていけば、音楽は鳴りやまないと思っています。何はともあれになっちゃうけど、ミクスチャー・ロックは好きですか!」とオーディエンスに問いかけ、代表曲『Fantasista』でラストを締めくくる。
会場の一体感を感じさせるほどの盛り上がりをみせ、彼らのパフォーマンスは完全燃焼で終わった。
(取材/文:中谷憲都)
3月18日 ビクターロック祭り2017 BARK STAGE
Dragon Ash セットリスト
M1.Mix It Up
M2.Headbang
M3.For divers area
M4.光りの街
M5.The Live
M6.Fantasista