「バズリズムLIVE 2021 DAY2 (2日目)」公演が11月6日(土)に神奈川・横浜アリーナで開催された。
今年結成10年を迎えたDa-iCEの5人がステージに現れる。
ダンス・ボーカル系のグループは、サウンドをトラック音源を使うことが多いが、この日の彼らは4人編成のバンドと共に登場。生音に合わせてのパフォーマンスだから、より一層ライブ感が前面に出てくる。Da-iCEの強みは4オクターブの高音域までカバーできる大野雄大と花村想太、ふたりのヴォーカリストを擁しているところ。
Da-iCE<バズリズムLIVE 2021>(PHOTO:山内洋枝) 画像 2/5 Da-iCE<バズリズムLIVE 2021>(PHOTO:山内洋枝) 画像 3/5
さらにメンバー全員のダンスの力量は半端ない。大野は生バンドのサポートに対し『背中に感じる重みが堪らんです!』と大興奮。花村はせっかく生バンドがいるんだからと、次の曲の振りをバンドのギタリストに無茶振りする一幕も。こんな頼もしいサポートを得た彼らはロック、ヒップ・ホップ、ファンクにソウル、R&Bとあらゆる音楽ジャンルを貪欲に取りこみ、自分たちのフィルターを通じてオリジナルのサウンドを作りあげ、縦横無尽にステージを飛び回る。
オーディエンスを盛り上げていく技も鮮やか。ラストの「Kartell」では『全員で手拍子をお願いします!』とクラッピングでライブ会場の定番であるコール&レスポンスを再現。会場を大いに沸かせた。
「バズリズム LIVE」は日本テレビ系の音楽番組「バズリズム02」が発信するイベントとして2015年に第1回を開催。今年は通算7回目でバズリズム LIVE史上初の3日間開催。
初日のDAY1にはジャンルが違うCreepy Nuts、アイナ・ジ・エンド、UVERworldの3組が出演した異種格闘技戦。2日目のDAY2にはダンス・ボーカル系の5組が参加。4時間に渡って熱いパフォーマンスを繰り広げた。
前日同様、入場時の検温、全員のマスク着用、公演中は声を出さない、間隔を空けての座席配置と、徹底した新型ウィルス感染予防対策が施され中でライブは開催された。