1月26日(水)にリリースされた、BREAKERZのデビュー15周年イヤー第一弾作品「SWEET MOONLIGHT」の発売を記念して、お台場ヴィーナスフォート2F 教会広場にてリリースイベントが開催された。
同会場は今年3月での閉館が既に決定。特にCDのリリース日当日にイベント開催されることが多かった同会場は、BREAKERZの活動の歴史とは切っても切れない、縁深い場所であった。
イベントスタートの18時、MCの呼び込みからメンバーが登場。コロナ禍もありオンライントーク会など配信でのイベントが続いていたが、およそ2年ぶりに対面形式でのリリースイベントが実現した。
まずは、この日リリースとなったシングルの表題曲「SWEET MOONLIGHT」を披露。
現在、TVアニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマとしてオンエア中の楽曲だが、15周年を駆け抜けるかのような疾走感のあるサウンドに、“離れていても同じ月を見上げれば繋がっている”という、コロナ禍において今まさに発信されるべきメッセージが込められた大切な一曲を、会場に集まったファンに届けた。
メンバー紹介の後、ボーカルDAIGOがデビュー15周年にかけた、15文字のDAI語を披露。
「BDJGSNYTN OEHAGW」
(=BREAKERZ デビュー 15周年イヤー突入!応援ホントにありがとうぃっしゅ!)
ファンとともに駆け抜けたこの15年の感謝が込められたDAI語に、会場は大きな拍手に包まれた。
続けて、「SWEET MOONLIGHT」と“月つながり”ということで、2011年リリースの「月夜の悪戯の魔法」を披露。
今作と同じく、アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマとしてオンエアされていたこちらの楽曲は、およそ10年前にリリースされた作品だが、いまも根強い人気を誇る一曲だ。
なお、今作には宮川愛李がゲストボーカルとして参加したアコースティックバージョンの音源が収録されている。
教会広場でのイベントは、メンバーのソロ含めて今回で10回目となるが、2回目のMCでは、ここヴィーナスフォートでの思い出について語られた。そしてラストに演奏されたのは、ここヴィーナスフォート教会広場にて初めてリリースイベントを開催した際の作品「オーバーライト」。
依然として感染対策のため歓声があげられない状況ではあるが、場内は割れんばかりの拍手に包まれ、ミニライブは無事終了。
ライブ終了後に、7月23日(土)LINE CUBE SHIBUYAでのデビュー15周年記念ライブの開催が発表されると、場内はさらに大きな拍手に包まれた。
未だなお続くコロナ禍の中、引き続き感染対策を講じた上での活動を強いられているが、今後の活動に大きな希望を見出された一夜となった。