2022.03.14 公開
3月12日、男女デュオ・まるりとりゅうがが、活動休止前のラストライブを東京・代官山UNITにて開催した。
2018年4月に結成したまるりとりゅうが。デビュー曲「気まぐれな時雨」が各配信サイトで1位を獲得し、本格派の男女デュオとして一気に注目を集め、2019年には「レコチョク上半期サブスクランキング2019」の新人アーティストランキングで1位を獲得。これまでに数々のドラマやアニメの主題歌に抜擢されるなど、同世代からの支持を得ていたが、今年3月末日をもって「まるりとりゅうが」としての活動を休止することを1月に発表した。
「まるりとりゅうが2022〜別居します〜」より(C)2022 Zest,Inc. 画像 2/4 「まるりとりゅうが2022〜別居します〜」より(C)2022 Zest,Inc. 画像 3/4 「まるりとりゅうが2022〜別居します〜」より(C)2022 Zest,Inc. 画像 4/4
活動休止前のラストライブ「まるりとりゅうが2022〜別居します〜」では、ピアノのイントロとともにステージに登場。MaRuRiが、「まるりとりゅうがです。みんな、立って立って!」と煽ると、勢いのある楽曲「ドッベルゲンガー」で一気に客席はヒートアップ。デビュー曲「気まぐれな時雨」や、「幸せになって」など、傷ついた想いを歌う曲が多い2人の曲を、次々と披露した。MaRuRiが一番好きな曲と紹介した「わけじゃない」は、違う楽曲のレコーディング中にRyugaが思いついてできた曲というエピソードが明かされ、「巻き戻せるなら 巻き戻したいわけじゃない でも君と過ごした日々は消えないしな」というリアルな歌詞が胸を打つ。ライブで盛り上がるために作ったという「らいぶの曲」では、タオルを振り、声が出せない代わりの手拍子のレスポンスと、前後左右の振りで盛り上がり、客席に笑顔が広がった。本編最後は結成してすぐにできたオリジナル曲「翼」で、「心に決めた道を進む」と歌う2人に、自然と手拍子が送られた。
アンコール1曲目は、Ryugaの喉が不調になってからMaRuRiが作曲に挑戦して初めて表題曲となった「目覚め」。さらに、「好きなのに」や、「時が止まればいいのに」など、喉の不調により数年歌うことを避けてきたというレアな曲もパフォーマンスしていき、ラストは「自分たちらしく突き進んでいきます!」と「らしく。」で締めくくった。
1部2部の公演で16曲ずつ、エンディングSEで流れた「君と見たい景色」を含め、これまでまるりとりゅうがとして発表してきた全楽曲を披露し尽くし、MaRuRi、Ryugaとも充実感溢れる表情でステージを後にした。なお、ライブは、3月15日(火)までアーカイブ配信で視聴できる。
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