2016.03.01 公開
このライブで無期限活動休止となるN'夙川BOYSが、2/25(木)大阪・なんばHatch、2/27(土)東京・恵比寿THE GARDEN HALLにて2日にわたってラストライブを開催した。今回は2/27(土)東京・恵比寿THE GARDEN HALLでのライブの模様をレ ...

一方、普段絶対にしゃべらないシンノスケが、ステージ中央に立ちマイクを握ったと思いきや「しゃべります!」とラストライブにして初MC!

「こんなに長くこんなにたくさんの人に愛していただいて…どうしても言っておきたいことがあるんですけど、仲が悪くて不協和音的に解散するのではありません。むしろバンド仲は絶好調です(笑)。9年間全力で走ってきましたが、ここでちょっと休憩をさせてもらいます。走って走ってバラバラになるよりはと思って…」会場からは再び大拍手と「待ってるよ!」の声。

「次いつまた集まってライブできるかわからないんですが、次は最高にカッコイイ姿になって登場できるよう、どうぞお待ちください。9年間、感謝しかないので、最後まで全力で演奏しますのでよろしくお願いします!」

「めっちゃ話してたな。自分でも予想外だったわ」と照れながらシンノスケがMCを終えると、いよいよラストソングへ。最後はもちろんこの曲、N'夙川BOYSを代表する『物語はちと?不安定』だ。

映画『モテキ』のクライマックスでも印象的に使われ、彼ら最大のヒットとなっただけでなく、ライブでのパフォーマンスも毎回ド肝を抜かされる。

「(最後の曲に)行きたくねぇよ。でも行くんだ!」とマーヤが叫び、おなじみのイントロがスタート。イントロの間、マーヤは深々と頭を下げ、リンダは一人ひとりを見つめるようにオーディエンスに目を向ける。

「出会いがあって、別れがあって、こんなにたくさんの人たちにボクらは、ウチらは出会って!」リンダによるサビのナレーションではアレンジがなされ、オーディエンスを盛り上げる。

「負けんなロックンローラー!世の中はずっと不安定だけど負けるなロックンローラー!」マーヤもシャウトする。この曲の間奏部分は毎回彼らのパフォーマンスの見せ所。

リンダがステージ中央で真っ赤なギターを掻き鳴らすと、シンノスケはセッションから抜け出し、3mはあろうかというステージ端の巨大なスピーカーアンプによじ登る。

さらにそこから飛び降りると客席にダイブ。モッシュエリアの中、オーディエンスの頭上に持ち上げられながらステージに戻っていくパフォーマンスを魅せた。

 

【ライブレポート】N'夙川BOYSが活動休止前ラストライブで全身全霊のパフォーマンスを魅せる!  画像 7/10

さらにマーヤも負けじとモッシュエリアに突入。騎馬戦のようにファンに支えてもらいながら「よっしゃー!この光景は一生忘れねぇ」。オーディエンスの頭上に立ち上がり会場を見渡すマーヤの姿は、きっとオーディエンスにとっても忘れられないシーンになったはずだ。

「ロックンロール!夙川BOYS!本当にありがとうございましたー!Thank you!」マーヤとリンダが何度も感謝の言葉を唱え、3人は颯爽とステージを去った。

しかし、もちろんこれでラストライブは終わらない。3人がステージを去った途端、アンコールの声が。「夙川ーっ、Fight!Fight!Fight!」体育会系的なテンションの高いアンコールが場内を包み込み、会場全体に派生し、次第に大歓声となっていった。

 

【ライブレポート】N'夙川BOYSが活動休止前ラストライブで全身全霊のパフォーマンスを魅せる!  画像 8/10


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