今年、結成20周年を迎える氣志團が掲げた史上初の「対戦型」ロックフェスイベント「THE GREAT ROCK’NROLL SEKIGAHARA 2017 〜氣志團万博 vs VAMPARK FEST 〜」がついに4月15日(土)、千葉の幕張メッセで開幕!!
勢いのある若手ロックバンドを皮切りに、ライブを繰り広げるVAMPARK FEST軍からはジャンルや国境を越えてワールドワイドに活躍するヴィジュアル系バンドDIR EN GREYが参戦!
今年1月より7都市9公演で開催された「TOUR 16-17 FROM DEPRESSION TO______[mode of UROBOROS]」を成功させ、現在は「TOUR 16-17 FROM DEPRESSION TO______[mode of THE MARROW OF A BONE]」真っ最中の彼ら。そんな中、今回のグレート ロックンロール関ヶ原では単独ライブとはまたひと味違ったパフォーマンスを魅せてくれた!
強烈なSEとともに沸き起こる大歓声とオイコール!ガツンと心臓に直撃するサイケデリックな映像からのスタートはとにかく全てが衝撃的。”殺害現場”という公共の場では絶対に流せないようなメッセージ性の強い映像とボーカル・京の刹那的なデスボイスが見事にマッチしたライブステージは現場を見たモノにしかわからない破壊的な凄さが感じられる。まるで異世界に引き込まれるかのようなDIR EN GREYの世界は「ヤバイ!!」の一言。
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デスボイスとクリーンボイスを繰り返していくアングラな空間で魂の叫びとも言えるライブステージはまさにロック!中盤に歌われたバラードソング「空谷の跫音」ではドラマチックに問いかけるメロディと壮大なサウンドでオーディエンスを魅了し、ヴィジュアル系という枠を飛び越えた、圧倒的スケールで表現をしてくれた。
DIR EN GREYがつくりだす、この奇妙な空間にオーディエンスも拳を力強く振り上げて応えていく一体感に心地よささえ感じてしまう、そんなリアルを目の当たりにできるのがライブの醍醐味だろう。
今夏はワンマンツアーとなる「TOUR 16-17 FROM DEPRESSION TO______[mode of MACABRE]」に加えて、2006年に解散してしまった人気ヴィジュアル系バンドPIERROTとのビッグプロジェクト「ANDROGYNOS」で日本のヴィジュアルロックの真髄をお披露目しようとしているDIR EN GREY。国内外のヴィジュアルロックファンが大集結しそうな予感がするこのイベントにも注目したい。
(取材/文:izumi)
2017年4月15日
THE GREAT ROCK'N'ROLL SEKIGAHARA 2017 ~氣志團万博vs VAMPARK FEST~
DIR EN GREY セットリスト:
M1.Revelation of mankind
M2.詩踏み
M3.Sunstain the untruth
M4.空谷の跫音
M5.THE FINAL
M6.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
M7.Un deux