3月27日、新時代を担う音楽フェス『SAMURAI SONIC(サムライソニック)Vol.2』がTOKYO DOME CITYホールにて開催されている。この音楽イベントにビッケブランカが出演した。
ビッケブランカ<SAMURAI SONIC Vol.2>(※提供写真) 画像 2/5 ビッケブランカ<SAMURAI SONIC Vol.2>(※提供写真) 画像 3/5
2021年11月に第1回が開催され、半年を待たずに早くも2回目の開催となっているが、幅広いジャンルのアーティストの共演が売りのこのイベントの中でも、注目を集めていたビッケブランカ。3月23日にメジャーデビュー5周年を記念したベストアルバムをリリースしたばかりの彼が、フェスのステージでどのような曲を披露するのか、ファンならずとも気になるところだ。
実験的なサウンドで独自の世界観を生み出す彼。1曲目『ファビュラス』でもバックバンドのメロディアスなイントロから、ビッケブランカ本人が登場した瞬間に一気に転調。早々にオーディエンスの心を捉えるリズムでサプライズを楽しませてくれた。
ここからも間髪入れずにイントロのインパクトが強い『Shekebon!』へ。リズミカルなビートとともにハイトーンボイスが炸裂。変幻自在の裏声を使いこなし、この時点で会場は彼のペースでノリが自由自在にコントロールされている。
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さらに立て続けに披露されたのが『Slave of Love』。おもむろにエレクトリックピアノの鍵盤を叩くビッケブランカ。その意外性もあって曲の世界にどんどん吸い寄せられていく。
ここでライブ初披露となる新曲『アイライキュー』へ。最初の入り方をやり直すハプニングもご愛嬌。優しさに満ちたラブソングで会場はほっこりムードに。
「ここからはガーッと一気に行きたいけどいいですかー!」
そのままのテンションで持ってきたのは代表曲『Ca Va?』。大物ミュージシャンからも絶賛され、タイトル通りの不思議な曲の世界観で、会場をあっという間に飲み込んだ。
フェスにはさまざまなジャンルの音楽好きが集まるが、ジャンルやカテゴリーを取っ払って楽しめる彼の世界観は、好みの壁を容易に突き破る力がある。生で彼のパフォーマンスを体験すれば、このところメキメキと注目度が上がっている理由は一目瞭然。さすがの力量をフェスのステージで軽々と披露してくれたビッケブランカから、これからも目が話せそうにない。
(Text.バッキー☆大坂)
【3月27日 SAMURAI SONIC Vol.2 / ビッケブランカ セットリスト】
1.ファビュラス
2.Shekebon!
3.Slave of Love
4.アイライキュー
5.Ca Va?
6.Winter Beat
7.ウララ
「SAMURAI SONIC」は『打ち鳴らせ、魂動(こどう)』をコンセプトに、2021年11月28日(日)に東京・立川ステージガーデンにて初めて開催。
第2弾となる今回は、TOKYO DOME CITYホールを舞台に加藤ミリヤ、KEYTALK、ビッケブランカ、SEXMACHINEGUNS、MAKEMYDAY、オープニングアクトとして松本千夏の6組が出演する。
ビッケブランカ公式サイト
https://vickeblanka.com/
ビッケブランカ公式ツイッター
@VickeBlanka
SAMURAI SONIC公式サイト
https://www.samuraisonic.com/
SAMURAI SONIC公式ツイッター
@SamuraiSonic21