Viola Kam (V'z Twinkle Photography)
キュウソネコカミ『試練のTAIMANツアー』、4月19日、Zepp DiverCity 2DAYS 2日目、「自由すぎる大人たち」グループ魂と対決!
まず、ヨコタ シンノスケによる前説ナレーションで、グループ魂をツアーのクルマの中でよく聴いていたこと、フェスでライブを観て度肝を抜かれたこと、昨年12月31日の『COUNTDOWN JAPAN 16/17』で、港カヲルのお悩み相談コーナー(をステージでやっていた)にキュウソ5人で出演したことなどを説明。
「氣志團の綾小路 翔さんも『グループ魂はヤバい、まともに戦いたくない』と言ってました。どんな夜になるのか、俺にもさっぱりわかりません!」と開幕を宣言した。
グループ魂は、恒例のカヲルさんの口上からスタート。「女は──」で始まり「おっぱい元気?」のコール&レスポンスへ続き、その途中でメンバーがゾロゾロ出てくる一連の流れに、魂を観慣れていないと思しきキュウソファン、新鮮なリアクションを見せる。そして「ずるむケーションブレイクダウン」「ウィリアム・カウパー」「嫁とロック」。
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「こんばんは。あんまりノッてない奴がキュウソのファンかな?」などという破壊のあいさつと、詳しく書くのがはばかられる内容の、破壊&暴動&バイト君による「1,2,3,4」ネタに続いて、カヲルさんが女子高生になって登場(超ミニの下の赤いパンティを見せながら「今日は奇跡的に尿漏れしてないぞぉ。大成功だぞぉ」と自慢)、「High School」「毒蝮三太夫」を経てMJ風な曲調&ダンスで人気の「職務質問」へ──。
と、ここまでは魂のライブの王道の流れだったが、続く「Over30 do the 魂」の途中で異変が。ユージに扮したカヲルさんが勝手に「泣かないで」を歌って曲を妨害、フロアにピストルを撃ちまくってから1月に出たソロアルバム収録の柴田恭兵のカバー「ランニング・ショット」を熱唱、という展開になる。
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バイト君がさかなクンに扮する「さかなクン」を経て、「大江戸コールアンドレスポンス」、通称「中村屋」のコーナーへ。いつもは中村屋華左右衛門(破壊)がひとりでステージ上で口上、それに対してメンバーなどが大向こう(掛け声)を飛ばしまくるネタなのだが、この日はメンバーもステージにいるままで行われ、爆笑の渦を巻き起こす。
そして紅白出場曲「君にジュースを買ってあげる」「ペニスJAPAN」「高田文夫」の3連打で、終始笑いに満ちたこの時間を締めくくった。
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「西宮から来たキュウソネコカミです、よろしくー!!」というヤマサキセイヤの説教でキュウソのライブはスタート。前日は「ウィーワーインディーズバンド!!」が1曲目だったが、本日は最新配信シングル「邪邪邪 VS ジャスティス」。
それ以降も前日やらなかった曲多数、前日やった曲も同じ曲順だったのは3曲だけでほかはすべて置き位置を変える、つまり完全に別のライブとして構成されたセットリストでグループ魂に挑む。
セイヤは破壊のスリッパ投げに対抗して、スリッパと同サイズの筋斗雲を模した板をマイクスタンドに何枚も装着、ことあるごとにフロアにビュンビュン投げまくる。
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快調に飛ばして5曲終えたところのMCでは「おまえらグループ魂が何分押したと思てんねん!対バンの中でいちばん押したぞ!15分てなんやねん!!」と絶叫、フロア大ウケ。そして「すべてのマンガ実写化、おもしろくあれ!」と、このツアーでお披露目している新曲「NO MORE 劣化実写化」へ。
オーディエンスの多くが初めて聴く曲にもかかわらず、歌詞の秀逸さでフロアをがっちりつかむ。レキシの曲に参加、つまりキュウソ名義の曲ではないにもかかわらず超人気曲になっている「KMTR645」で「キュッキュッキューダンス」を巻き起こし、タマホームのCMに作った曲へ。
「家!」を連呼するだけのこの曲、この日ことあるごとに演奏され、しまいには「もうやらない」と言ってもフロアから「家!」コールが起きてもう一度演奏、というような事態になっていた。
「キラーチューンやってもいいですか!」と始まった「DQNなりたい、40代で死にたい」、このツアーでは「セイヤがフロアの中央まで到達したところで対バン相手の曲を何かやる」コーナーと化しているが、今日歌われたのは「潮騒のメモリー」。魂のメンバー2人が出演、ひとりが脚本家だった『あまちゃん』にオマージュを捧げた。
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「最大のヒット曲でお別れ!」と「ビビった」で本編を締めくくるも、フロアの「家!家!」コールに答えて再登場。「おまえら、タマホームの曲好きすぎやないか!」と叫んでからご希望に応えてもう一回その曲をプレイ。
そして続く「お願いシェンロン」の後半でまたサプライズ。この曲恒例の「セイヤ筋斗雲に乗ってオーディエンスの上でかめはめ波を撃つ」に、カヲルさんも参加。
「怖い!俺100キロもあるよ? 大丈夫?」と怯えながらオーディエンスの支える筋斗雲に乗り、トラックスーツのキツさにお尻の上半分を露出させながら、かめはめ波を発射に見事成功した。
ラスト曲「ハッピーポンコツ」のあと、魂のメンバーが全員登場、キュウソと一緒に記念撮影して終了。セイヤは「ほんま好きやでおまえら!こんなノリについて来てくれてありがとな!」と、オーディエンスに感謝を述べた。
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