2022.05.18 公開
「FUJI & SUN ’22」渡辺貞夫グループ、奥田民生ら2日間で総勢29組が熱演 !

奥田民生(※提供写真)  画像 1/5

5月14(土)15日(日)に静岡・富士山こどもの国でキャンプインフェス「FUJI & SUN '22」が開催された。

今年で3回目を迎える「FUJI & SUN 」は、富士山を望む最高のロケーションのなか、『音楽』『アクティビティ』『キャンプ』など「本物の体験」をコンセプトに2019年にスタートした野外フェス。昨年に引き続きWITHコロナ時代のフェスとして、新型コロナウイルス感染予防ガイドラインに基づき、会場のキャパシティを50%に制限し、入場時の検温、参加者全員の個人情報登録など、安心して楽しめるよう『ほどよい距離感』を重視しながら行われ、2日間でおよそ4500人が来場した。

「FUJI & SUN ’22」渡辺貞夫グループ、奥田民生ら2日間で総勢29組が熱演 !フジファブリック(※提供写真)  画像 2/5 「FUJI & SUN ’22」渡辺貞夫グループ、奥田民生ら2日間で総勢29組が熱演 !渡辺貞夫グループ(※提供写真)  画像 3/5

1日目は開場直前までの悪天候から一転し、夕方には見事な富士山と夜には美しい朧月が見える絶好の野外フェス日和となった。出演はKIRINJI、CHAI、フジファブリック、ROTH BART BARON、渡辺貞夫グループ、青葉市子、OLAibi x U-zhaan + 大友良英、川村亘平齋(滞空時間)、Salyu、切腹ピストルズ、吉原祇園太鼓セッションズ、Akie、悪魔の沼、AKIRAM EN、TOP DOCAの計15組。SUN STAGEのトップバッターを飾ったCHAIは、カラフルな衣装に身を包みNEOかわいいダンスパフォーマンスで心躍らせた。「FUJI & SUN '20」の開催キャンセルで2年越しの出演を果たしたフジファブリックのステージでは、「若者のすべて」の演奏中に雲隠れしていた富士山が姿を現す感動的な場面も。この日のヘッドライナーとしてジャズ界のレジェンド、渡辺貞夫が凄腕プレイヤーを率いて登場し、80~90年代の名曲を中心とした圧巻のパフォーマンスで観客を大いに沸かせた。ラストはジョン・レノンの「イマジン」を演奏し、会場が平和に思いを馳せた。

「FUJI & SUN ’22」渡辺貞夫グループ、奥田民生ら2日間で総勢29組が熱演 !スチャダラパー(※提供写真)  画像 4/5

「FUJI & SUN ’22」渡辺貞夫グループ、奥田民生ら2日間で総勢29組が熱演 !スチャダラパー(※提供写真)  画像 5/5

2日目は奥田民生、踊ってばかりの国、GEZAN、スチャダラパー、AJATE、角銅真実、ハンバート ハンバート、んoon、INOYAMALAND、DJ KENSEI、どんぐりず、Hana Hope、YOSI HORIKAWA、Ramzaの計14組が出演。真っ赤な衣装がトレードマークのGEZANは、OLAibiを招いたツインドラムで終始会場を轟音と熱狂の渦へと巻き込んだ。「辞めずに懲りずにやってたら32年やってました!」と笑い飛ばすスチャダラパーは、心のベストテン第一位の「今夜はブギーバック」をはじめフェス定番曲を網羅し、親子で楽しむ光景も見られた。どんぐりずは中毒性のあるトラックメイクで子供も一緒に踊って盛り上がり、Stone stageが入場制限となる賑わいだった。大トリの奥田民生の出番になる頃から突然雨が降り出し、「マシマロ」を『富士山もないけど気にしない!』と歌いながらスタート。雨が激しくなる一方で、雨ニモ負ケズ集まった多くの観客の声援を受けながら、ユニコーンの「ロックンロールのバラード」や「イージュー★ライダー」「さすらい」などの名曲を次々と熱唱した。最後は鳴り止まない拍手に応え、「ありがとう、また来ますので!」と告げ、アンコールに「風は西から」を歌い幕を閉じた。

会場では、開催初年度から人気の冒険のプロ集団「人力チャレンジ応援部」と楽しむアクティビティプログラムも行われ、アウトドアや登山の基礎を学ぶ講習や冒険家のトークショーなどに多くの人が参加した。新たに加わったヤマハ発動機による親子バイクなどの体験コンテンツも大好評だった。各エリアでは、静岡県の素材を活かした名店を中心に、地元農家の店舗など地場の環境を活かした他とは違う”絶品フェス飯” やFUJI&SUN限定のオリジナルビールを販売、イベント限定の人気アウトドアショップも出店し、友達や家族連れで連日賑わった。

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