藤井フミヤが60歳の誕生日を迎えた7月11日に、日本武道館で「FUMIYA FUJII 60th BIRTHDAY RED PARTY」を開催。還暦に寄せて赤い服を身に纏った14000人の観客と共に60歳の誕生日を祝った。

藤井フミヤ「FUMIYA FUJII 60th BIRTHDAY RED PARTY」の様子 PHOTO by 三浦賢治  画像 2/3

360度四方が見渡されるアリーナ中央に作られた日本武道館の形状に合わせたオクタゴン(八角形)ステージに、真っ赤なスーツ姿の藤井フミヤが登場。大ヒット曲『TRUE LOVE』のダンス・ヴァージョンで幕を開けたコンサート、前半はこれまでに発表したソロ楽曲を中心に演奏。
「なんだか、大きなチゲ鍋の中で歌ってるようで（笑）。真ん中で歌ってる私もカズレーザーみたいですが（笑）。」と真っ赤に染まった会場を見回して驚きを隠せない。「こんなに大勢のみなさんに還暦を祝って頂き、ありがたいことです。今日は老体に鞭打って頑張ろうと思います」と集まったファンに感謝し、アップテンポ・ナンバーを次々に叩き込む。

中盤は、デビュー曲の『ギザギザハートの⼦守唄』を始めとするチェッカーズ時代の楽曲を6曲披露し、古参のファンも喜ばせた。

藤井フミヤ「FUMIYA FUJII 60th BIRTHDAY RED PARTY」の様子 PHOTO by 三浦賢治  画像 3/3
アンコールの『友よ』では盟友でもあるヒロミと木梨憲武が登場。3人で同曲を歌ったあと木梨から今日はもうひとり呼んでます！と呼び込まれたのは水谷豊。水谷から「どうしても今日これをフミヤに着せたくて」と渡された赤いちゃんちゃんこをフミヤは恥ずかしそうに羽織る。ここへバースデー・ケーキが運び込まれ、フミヤの還暦と3日後に古希を迎える水谷豊を、みんなで『Happy Birthday』を歌ってお祝い。
『今日の赤い武道館は、私の人生の中の記憶に残ると思います』と話し、2時間30分にも及んだ60歳のバースデー・ライブを締めくくった。