SILENT SIREN・すぅが2020年のJAPAN JAM以来、久々にWWSチャンネルのインタビューに応じ、今回のオファーを受けた時の率直な気持ちから、コラボを果たした鈴木雅之の魅力に関して、さらには地元福島県のオススメスポットのことなど語った。

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すぅ インタビュー：
Q.今回のオファーをもらった時どんな気持ちでしたか？

すぅ：驚きとうれしさもあったんですけど、やっぱり鈴木さんのことも存じ上げていましたし『かぐや様は告らせたい』も好きなアニメだったので、ちょっと不安やプレッシャーもあって、すぐにお返事できなかったというのも正直なところありました。

あとはやっぱりSILENT SIRENの活動を10年以上続けていて、メンバーなしで一人で歌ってっていう環境での歌唱が一度もなかったので、ファンの皆さんがどう思うのかなっていう。バンドスタイルじゃないとガッカリするのかなとか、そういう不安もありながらなんですけど、やっぱり自分の環境を変えて、トライしてみたいっていう気持ちと、すごくありがたいお話だったので、ぜひご一緒できればと思ってやらせていただきました。

Q.『GIRI GIRI』はどんな印象の曲ですか？

すぅ：そうですねぇ。自分がやってこなかった音楽のジャンルだったりとかするんですけど、ちっちゃい頃から両親の影響とかでマーチンさんの曲を聴いてたりとか、ちょっとディスコチューンやシティーポップな感じっていうのも好きだったので、今回ディスコチューンっていうのは、なんか懐かしさもありつつ、新鮮味もあってすごく楽しみながら歌えましたし、アニメに寄り添う歌詞だったので連想しながらレコーディングができました。

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Q.鈴木雅之さんの第一印象はいかがでしたか？

すぅ：第一印象はですね、やっぱりすごく優しくって、思ったよりも気さくというか。割とクールであんまりお話するタイプじゃないのかなぁって想像してたんですけど、本当に気さくに話してくださったりとか、話題を振ってくれたりとか「大丈夫？」とか「楽しんでいこうぜ」とか常に言ってくださったので、私もリラックスしながら現場を楽しむことができました。

Q.鈴木雅之さんとどんな会話をしてましたか？

すぅ：動物がすごい好きで特にペットでワンちゃんを飼っているので、ワンちゃんについての話だったりとか、甘いものが好きなのでどんなお菓子や食べ物が好きなの？とか、あとファッションの話もしました！

Q.実際に共演してみて鈴木雅之さんの印象は変わりましたか？

すぅ：テレビに出てた時とかはスーツでビシッとクールでかっこいいとか、オラオラな感じ？(笑)しか見たことなかったので、やっぱりスタジオ入りの時とか帰る時とか私服になるんですけど、その時に本当に私服がめちゃめちゃおしゃれでさわやかだったりするので「はっ！普段の鈴木さんを見てしまったぞ」っていうのも新鮮だったし、初めてお会いした時に靴がたまたま一緒だったんですよ！それで「おー、すぅと靴一緒じゃん！」ってなって「気さくな方なんだ」とか「ファッションが好きでおしゃれな方なんだな」って思って、すごくうれしかったです。

Q.靴はスニーカーでしたか？

すぅ：スニーカーでした。けっこうゴツめのスニーカーなんですけど(笑)

Q.鈴木さんの大人のイメージから影響を受けましたか？

すぅ：うーん、ちょっと大人すぎて、すぐに影響を受けるということはないかもしれないんですけど。でも「やっぱりかっこいいな」って思ったりとか、鈴木さんが歌われている歌詞の内容に、より深みを感じるというか。「あ、これが人生経験や恋愛経験の違いかぁ」とか思いながら勉強させてもらったりはしていますし、ライブにも遊びに行かせていただいたんですけど、その時も音楽に対する気持ちやMCだったりとか、お話や演奏を聞くたびに尊敬や憧れがより強くなっていくのはお会いするたびに思います。

Q.今回の鈴木さんとの共演でサイサイメンバーから反応などありましたか？

すぅ：Mステとかメディアに出させていただくたびに、応援のメッセージだったりとか「見たよ！よかったね、すごいね」とか反応してくれて、最初は不安の中で始めたことだったので、そのたびに安心するというか本当にやってよかったなっていう気持ちが大きいですね。

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Q.福島県白河市の出身とのことですが、何か地元に対する思いはありますか？

すぅ：「福島を背負って」っていう気持ちでやっていて、高校の途中で転校して上京したので。「バンドやりまーす」って、一方的に地元を飛び出してしまって…。飛び出してからバンド始めたんですけど、なんかどこかで福島のことが気がかりだったりとかしてたし、自分がやるって決めた音楽の道で地元にも恩返ししたいなって思って、毎年福島のフェスにも出させていただいたりとか、福島の宣伝も「こんなにいいところだぜ」っていうのを伝えていけるようにツアーで廻ったりもしています。

Q.2011年の東日本大震災当時は福島にいたのですか？

すぅ：読者モデルをしていて、バンドも結成されていて「このあと、落ち合う」っていうところだったと思うんですよ。原宿に行こうとしていたところで、制服を着て電車に乗ったタイミングだったんです。なので、当時は東京にいたということもあって、すごく苦しいというか。本来だったら地元にいたはずだったということもあって、地元のみんなばかり苦しい思いをしてるんじゃないかっていう葛藤もあったりして。それで、初めて作った「甘草」っていう弾き語りの曲があるんですけど、その曲で自分の気持ちだったりとか、福島に対する自分の思いを形に残そうと思って。それが自分の歌手という職業としてできる伝え方、メッセージなのかなって思って曲を作りました。

Q.他のメンバーは出身県は違うのですか？

すぅ：福島出身は私だけですね。でも、本当に他のメンバーも自分の地元と同じくらい福島を好きでいてくれてて、実家に遊びに来たりとか。地元のフェスに出た時とかは街を一緒に歩いたりとかもしました。

Q.地元福島県白河市のおすすめスポットは？

すぅ：えっと、すごいいっぱいあるんですけど、おすすめスポットは…うーんやっぱり南湖神社？ 本当に家の近くなんですけど、学校もその近辺に通っていましたし、お参りをしたりとかボートに乗れたりとか、SHOZO CAFEっていうおいしいコーヒー屋さんがあったりとかもするので、デートスポットにもちょうどいいなと思ったりとか。そこはメンバーでも行ったりとかもしましたし、あとは白河ラーメンがやっぱりおいしくて。私は帰るたびに食べてます。「とら食堂」っていうのが一番有名だと思うんですけど「よしだ」っていうお店が本当にすごいおいしくって、ぜひ白河に行った際には食べに行って欲しいです。

Q.地元福島県の観光大使などになったことはありますか？

すぅ：なってないんですよー。でもTHE BACK HORNの松田さんがラーメン大使をやってるらしいので、ちょっと嫉妬してます(笑)。大先輩なのでしょうがないかと思いつつ、なんかできたらいいなーと思います。

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Q.今後タレント、アーティストとして福島に関わっていきたいですか？

すぅ：福島に関しては積極的になんでもやっていきたいと思っていますし、まずしたいと思っていた復興支援とかは積極的にしたいと思っていて。SILENT SIRENとして現地に行ったこともあったんですけど、大々的に言うことではなかったとしても、そういう運動はしたいと思ってます。あとはやっぱり地域の活性化じゃないですけど、盛り上げる活動はしていきたいなと思ったりもしてますね。

Q.最後に動画を見ている方へメッセージお願いします。

すぅ：WWSチャンネルをご覧のみなさま。改めまして、すぅです。今までこのチャンネルでは、SILENT SIRENとしてライブの直後とかにインタビューさせていただくことがほとんどだったと思うんですけど、今回はすぅとして出させていただきました。今回は鈴木雅之さんと
『GIRI GIRI』という歌でデュエットさせてもらっています。いろんなメディアで取材とか、テレビ出演させていただいているんですけど、また新たな一面をみなさんに知ってもらえて、応援していただけたらうれしいなと思います。これからもいろんな活動、音楽はもちろん、音楽じゃないこともいろんなことに挑戦していきたいと思っているので、たくさん応援よろしくお願いします。