Photo by 浜野カズシ
PUFFY(大貫亜美・吉村由美)が、5月13日に東京/EX THEATER ROPPONGIにて、ライブ「PUFFY LIVE 2017 WHATEVER 21」を行った。このライブは、PUFFYデビュー21周年を記念して名古屋、東京で開催、この5月13日は1996年にPUFFYがシングル「アジアの純真」でデビューした記念日となっている。
以前よりPUFFYデビュー記念ライブは、雨に見舞われるエピソードがあり、本ライブも定番の雨となったが、満場のファンにとっては祝福ムードの演出となった。
ライブは「COSMIC流れ旅」でスタート、由美がMCで「今日は、マニアな人がいっぱい集まっているから、マニアな内容でお届けします。」といった通りの、新旧の隠れた名曲たちがパフォーマンスされた。
ライブ中には、亜美のアコースティックギター、由美のテナーサックスが披露されるなど、随所に新たなライブアレンジが加えられ、聴きごたえのなるセットリストとなった。
ライブの中盤には、最新楽曲でアニメ映画『しまじろうと にじのオアシス』の主題歌、「冒険のダダダ」のサウンドプロデューサーを務めた堂島孝平が、スペシャルゲストとしてステージに迎えられた。堂島孝平は「PUFFYは、日本音楽界の女性デュオの歴史を変えた貴重な存在。尊敬してます。」と祝福のコメント述べ、「冒険のダダダ」にギターとコーラスで参加し記念ライブに華を添えた。
「アジアの純真」「渚にまつわるエトセトラ」や、最新シングル「パフィピポ山」など、ライブでは欠かせない楽曲も織り込まれたセットリストは、21周年にちなんで21曲。デビュー記念日の好天を祈った「晴れ女」で締めくくられた。
アンコールに登場したPUFFYは「これからも私たちになりに、新しいことを取込みながら、PUFFYをお届けするので、よろしくお願いします。」とファンに感謝を述べ記念ライブをまとめようとしたところ、堂島孝平がお祝いの豪華なケーキを携えて再登場、PUFFYの二人にとってのサプライズ演出となった。
幸福感に満ち溢れた記念ライブは、満場の手拍子による「愛のしるし」によって120%の満足度をもたらし幕を降ろした。今後PUFFYは、多方面のイベントライブへの出演が決定しており、21周年も精力的に活動していく。
Photo by 浜野カズシ
2017年5月13日(土)
PUFFY「PUFFY LIVE 2017 WHATEVER 21」
会場:EX THEATER ROPPONGI
01.OSMIC流れ旅
02.パフィピポ山
03.Shall We Dance?
04.すみれ
-MC-
05.JOINING A FAN CLUB
06.赤いブランコ
07.アジアの純真
-MC-
08.スーイスーイ
09.MOTHER
-MC-
10.Your Love Is A Drug
11.マイカントリーロード
12.サヨナラサマー
-MC-
13.冒険のダダダ (ゲスト:堂島孝平)
14.はじまりのうた
15.Tokyo I’m On My Way
16.渚にまつわるエトセトラ
-MC-
17.愛のオデッセイ
18.君とオートバイ
19.マイストーリー
20.オトメモリアル
21.晴れ女
-ENCORE-
01.フィッシュ・オン
-MC-
02.愛のしるし