5人組次世代ガールズ・ユニオンFAKY(フェイキー)が7月29日(金)に渋谷REXにてワンマンライブ「FAKY IN HOUSE LIVE #five」を昼夜2公演で開催。今回は、夜公演の模様をレポートする。
「FAKY IN HOUSE LIVE #five」は、各公演それぞれメンバー1名がゼロからプロデュースする5ヶ月連続となるマンスリーライブ。
いよいよ4回目を迎える今回は、日本、韓国、中国、台湾、バンコクの五つの地域から50人のファッションアイコンに焦点を当てるDroptokyoのグローバルプロジェクト『FOREVER HEROES』に選出されたり、ファッションブランド『POCHER』の専属スタイリストに就任するなど、東京を代表するファッションアイコンとしても注目を集めるMikakoがプロデュースを担当。
チケットは両公演ともソールドアウト、真夏・満員の渋谷REXにてまさに熱いライブが行われた。
FAKY(※提供写真) 画像 2/4
「FAKYの良さをシンプルに伝えたい」との想いで構成された今回のライブ。ABEMAの大人気恋愛リアリティ番組「オオカミ」シリーズにHinaとTakiが立て続けに出演し一躍国内での知名度が高まったFAKYだが、現体制に至るまで、2度に渡るメンバーチェンジを経験している。リーダーのLil’ Fangと共にオリジナルメンバーの1人でもあるMikakoから見たFAKYが、どのように表現されたかお伝えしたい。
今までのマンスリーライブの映像をコラージュしたオープニング映像に続き、「NEW AGE」からアクセル全開でライブがスタートする。夏らしいカラフルな衣装に身を包んだFAKYは、立て続けに1st Full Albumからの先行配信シングル第1弾「Diamond Glitter」、東京スカパラダイスオーケストラがホーンセクションに参加した「The Light」を披露。一気にREXをダンサブルで華やかな、パーティーのような空間に変える。
短いMCをはさみ、「Last Petal」「99」を妖艶に歌い上げ、maeshima soshiプロデュースの「little more」へ。ダンス&ボーカルグループというジャンルに括られるFAKYだが、まさにその両要素が混ざり合うことで生まれるオリジナルなグルーヴ・世界観に、会場全体が引き込まれていく。
そしてここで一気に雰囲気を変え、マイクスタンドを使ったバラードセクションに。変態紳士クラブのGeGがプロデュースした夏を感じるチルソング「ダーリン prod. GeG」、「恋とオオカミには騙されない」の出演を通して感じたTakiの想いを表現した「HappyEverAfter」を歌い上げる。
その後、今回の一連のプロデュースライブでは毎回披露されている、ファンやチームへの感謝を込めてメンバーが作詞・作曲・プロデュースを全て手がけた、まだリリースも名前もついていない楽曲を披露。リラックスした表情で歌うメンバーとオーディエンスとがまさに一体となり、会場は暖かな空気に包まれる。
様々なタイプの楽曲を続けて披露する中、ジャンルやタイプは違えど、それぞれの楽曲のクオリティの高さ、そしてFAKYのパフォーマンスのレベルの高さを感じるセクションとなった。
ここからMikakoが司会を努めるMCコーナーに。
「Mikakoのメモ帳」と題されたこのコーナーは、Mikakoが長きに渡り自身のiPhoneのメモ帳に書き溜めてきたという、他メンバーの知られざる秘密や笑えるエピソードを披露。それぞれの奇想天外なエピソード自体もさる事ながら、時にメンバーのモノマネも織り交ぜながら話を展開するMikakoの話術も相まって、ステージ上のメンバーも笑いが止まらなくなるような、アットホームなパートとなった。
その後、オーディエンスとタオルを回すパフォーマンスでお馴染みの「SUGA SWEET」、「CANDY」を披露。ハイテンションな楽曲で会場と一体になる。
そして、チョコレートの映像がスクリーンに映し出されると、7月27日にリリースされたばかりの話題のエロチルソング「Choco Fudge」を初披露。ミュージックビデオではサビ部分しか明らかにされていなかったダンスをフルでパフォーマンスし、オーディエンスを喜ばせた。ミュージックビデオ同様、過去最高レベルにセクシーなコレオグラフィーではありつつも、FAKYらしくキュートでヘルシーな印象に仕上がっており、時代感のあるチルな雰囲気も相まった印象的なステージとなった。
話題の新曲を初披露できた喜びを伝えたのち、Mikakoがオーディエンスにストレートに語り出す。「生きていると楽しいことだけじゃない。そんな辛い気持ちも受け止めるので全部私たちにぶつけて欲しい」と話し、Awichが作詞を手掛けたことでも話題のなった「ANTIDOTE」へ。
答えのないこの迷路 抜け出したいなら let me know “無駄なプライドは let it go 正解なんかより愛をと、苦悩を乗り越えるリリックを力強く歌う。
さらに降伏を意味する「Surrender」で鬼気迫るパフォーマンスを披露、そのまま間髪いれずに「Pretty」と続け、パワフルなダンスで会場を沸かせる。そして本編最後はメジャーデビュー曲である「Better Without You」。サビでは会場の全員でジャンプし、REXのボルテージは最高潮に達した。
このパートは、2度のメンバーチェンジという困難を乗り越えてきたFAKYのタフさ、弱さもさらけ出すことで成長してきた力強さを体現したような、圧倒的なステージとなった。
アンコールでは、自撮りをしながらのパフォーマンスでお馴染みの「Get Up」を披露。なんと私服とライブTシャツを組み合わせたという個性あふれるスタイリングで登場し、改めて会場を盛り上げた。
最後のMCでMikakoは「歌い切った、踊り切った。これが見て欲しかったFAKYです」と語ると、他のメンバーも「何事もストレートに表現するMikakoだからこそ表現できたライブだった」と話す。
そして、今回のセットリストを振り返りながら、自然と今までのFAKYの歩みを振り返る形となり、Taki、そして今回プロデュースを務めたMikakoは涙ぐむ場面も。
「いつもありがとう。私たちFAKYは、いつでもみんなの側にいます」というMikakoの言葉と共に、ライブは幕を下ろした。
「FAKY IN HOUSE LIVE #five」は、残すところリーダーのLil’ Fangがプロデュースする8月の公演のみ。会場で配布された全てのパスを持参し最終公演に来場すると、アフターパーティーに無料で招待される企画も組まれているので、ぜひ最後まで見逃さないでほしい。
【7/29(金)ライブセットリスト】
https://avex.lnk.to/five_Mikako
【FAKY IN HOUSE LIVE #five 公演】
●8月公演(Lil’ Fangプロデュース)
日程:2022年8月21日(日)
会場:渋谷REX
<1部>開場/開演:14:30/15:00
<2部>開場/開演:18:00/18:30
<チケット受付詳細>
▼mu-moTICKET
http://r.y-tickets.jp/faky2202
▼ローソンチケット
https://l-tike.com/faky2022/
▼チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/faky-t/
▼イープラス
https://eplus.jp/faky/
※受付は先着順となり、予定枚数に達し次第受付終了となります。予めご了承ください。
※公演情報・注意事項等受付詳細は、各受付サイトよりご確認ください。
【FAKY LIVE TOUR 2022 -ALIVE-公演】
<公演概要>
●日程:2022年8月28日(日)
会場:【福岡】DRUM LOGOS
●日程:2022年9月10日(土)
会場:【名古屋】THE BOTTOM LINE
●日程:2022年9月11日(日)
会場:【大阪】心斎橋 DROP
●日程:2022年9月18日(日)
会場:【東京】吉祥寺CLUB SEATA
<チケット受付詳細>
♦︎ オフィシャル2次先行
受付期間:7月27日(水) 15:00 ~ 8月1日(月) 23:59まで
http://r.y-tickets.jp/faky2203_hp2
※受付は抽選制となります。
※先着順ではございませんので受付期間中にお申込みください。
※受付詳細は、受付サイトにてご確認ください。