7月23・24日、国営ひたち海浜公園にて、地元ラジオ局ラッキーエフエム(茨城放送)が新たに立ち上げた「LuckyFM Green Festival(通称 LuckyFes)」が開催された。本記事では初日7月23日に登場したCreepy Nutsのライブレポートをお届けする。
Creepy Nuts<LuckyFM Green Festival>(photo by 清水ケンシロウ) 画像 2/8 Creepy Nuts<LuckyFM Green Festival>(photo by 清水ケンシロウ) 画像 3/8 Creepy Nuts<LuckyFM Green Festival>(photo by 清水ケンシロウ) 画像 4/8
彼らの登場を待ちきれず自然と拍手が鳴り響く中、炎天下のWATER STAGEにR-指定とDJ松永が登場。「今日は手ぇ叩く、飛び跳ねる、心の中で歌いまくるのは合法です!」R-指定の掛け声からの1曲目は『合法的トビ方ノススメ』。「声上げろ」の歌詞を「飛び跳ねろ」と変える配慮をしつつ、初っ端からハイテンションなステージをぶち上げる。
続いては『よふかしのうた』。「昨晩一睡もしていません。なのでまだ夜なんです。夜の歌、歌っていいですかー」。R-指定のひと声で、真っ昼間のステージも夜中のテンションに。その勢いで次の『堕天』まで一気に歌い上げる。
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「改めましてCreepy Nutsです。汗ふきや。水飲みや」会場を気遣うR-指定に「ホントっすね」と松永も声を重ねる。「俺たちの武器はこのマイクとターンテーブル。言葉と舌先、松永の指先。まだ自分の使い道がわかってない人も、いつかバチンとハマる日が来るんすよ。そういう歌、歌います!」と続いたのが『2way nice guy』。間奏では、DJ松永のターンテーブル使いを指差し「これが松永の使い道やー!」。そして曲のラストには「めっちゃ楽しい使い道見つかりましたー!」とR-指定がシャウトする。
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「本日が記念すべきLuckyFesの第1回。ここの風物詩になるようなフェスとして続くようにと願っています」。本フェスの開催に思いを寄せるR-指定。「この2年の間で身に付けた身体でのレスポンス。そのバイブスをスキルとして、いつか声出せるようになった時に声をプラスしたら、今までのフェスよりずっとすごいことになるんじゃないか?」声が出せない中でのフェス開催を憂うだけでなく、前向きなメッセージとして、オーディエンスに投げかけた彼らのラストソングは『のびしろ』。彼らのメッセージにも通じる世界観を歌い上げるこの曲でステージを締めくくった。
(取材・テキスト:バッキー大坂)
7月23日 LuckyFM Green Festival / Creepy Nuts セットリスト
M01:合法的トビ方ノススメ
M02:よふかしのうた
M03:堕天
M04:2way nice guy
M05:かつて天才だった俺たちへ
M06:のびしろ