1995年10月21日にシングル「RAIN」でメジャーデビューしたロックバンド、 SIAM SHADE。
1997年発売の「1/3の純情な感情」をはじめ、 多くのヒット曲を生み出し、 メロディックな楽曲と卓越した演奏テクニックで’90年代後半のロックシーンにその名を刻み、 2002年に解散したが2015年10月、 メジャーデビュー20周年を迎え再結成し、 20th Anniversary year 2015-2016として10月18日に「The Abiding Belief」と銘打ったライブをさいたまスーパーアリーナで、 デビュー日となる21日には「The Rain Lets Up」というタイトルでZepp Tokyoでライブを開催。 そして2016年2月には「The Ultimate Fight Series」として全国Zepp TOURが各地完売となり、 3月5日と6日の2日間にわたってZepp Tokyoで追加公演を行った。
3月6日、 ツアーもついにファイナル。 開演時間となり栄喜、 KAZUMA、 DAITA、 NATCHIN、 淳士がステージに現れると地鳴りのような拍手と声援が彼らを迎えた。 それに応えるかのようにオープニングナンバーの「JUMPING JUNKIE」から熱いステージパフォーマンスを展開し、 一気にテンションを上げ、 会場をさらに熱くする。 ツアータイトルにもなっている“Ultimate”という言葉の意味は“最後の”、 そして“究極の”だ。 「1999」や「BLACK」「PASSION」と言ったシングル曲を軸にして、 中盤では「if~ひとりごと~」をじっくりと聴かせたり、 淳士のドラムソロを含むインストゥルメンタルナンバーを盛り込むなど、 ツアータイトル通り、 究極のSIAM SHADEの魅力を余すところなく堪能できるセットリストが組まれている。