2022年9月17日(土)〜19日(月・祝)の3日間、氣志團主催のフェス「氣志團万博2022 ~房総魂~」が千葉・袖ケ浦海浜公園で開催されている。今年は10周年・10回目のアニバーサリーイヤーを記念して3DAYSで開催。今年は3年ぶりに有観客で実施される。本記事では初日となる17日(土)に出演した布袋寅泰のステージをレポートする。
布袋寅泰<氣志團万博2022 ~房総魂~>(写真:中野修也) 画像 2/12 布袋寅泰<氣志團万博2022 ~房総魂~>(写真:中野修也) 画像 3/12 布袋寅泰<氣志團万博2022 ~房総魂~>(写真:中野修也) 画像 4/12 布袋寅泰<氣志團万博2022 ~房総魂~>(写真:中野修也) 画像 5/12
1曲目は世界に布袋の名を轟かせた『Battle Without Honor Or Humanity』。オレンジのロングジャケットを羽織って登場した布袋は、ギターテクニックのみで会場を一気に魅了する。続いては『バンビーナ』。90年代に音楽を聴いていた世代なら誰もが耳にしたことがあるはずのこの曲で、一気に会場中の視線を釘付けにした。あの夢中になった曲が目の前で繰り広げられていることに、2曲目にしてすでに目頭が熱くなってくるようだ。
さらに間髪入れずに『スリル』をドロップ。この曲では「今夜世界は俺たちのものさ」と歌詞を変えてオーディエンスを盛り上げるサービスも。ステージ前のオープニング映像の中で綾小路 翔が布袋の曲について「アンセムしかない」と語っていたが、まさにそんな思いにさせられる勢いのステージが繰り広げられている。
布袋寅泰<氣志團万博2022 ~房総魂~>(写真:中野修也) 画像 6/12 布袋寅泰<氣志團万博2022 ~房総魂~>(写真:中野修也) 画像 7/12 布袋寅泰<氣志團万博2022 ~房総魂~>(写真:中野修也) 画像 8/12 布袋寅泰<氣志團万博2022 ~房総魂~>(写真:中野修也) 画像 9/12
「どうも布袋です。今日、晴れてよかったねー。短い時間だけど楽しもうぜ」と挨拶を終えると、布袋寅泰と吉川晃司のユニットCOMPLEXの代表曲『BE MY BABY』のイントロが流れる。それと同時に花道の先端、ステージ下から綾小路 翔が登場。花道の真ん中で布袋と綾小路 翔は向き合い、がっちりと握手を交わす。これはCOMPLEXが復活した際のステージパフォーマンスへのオマージュ。綾小路 翔と布袋がこぼれんばかりの笑顔で交互に歌っている姿は、見ている方まで幸せな気持ちにさせてくれるものとなった。
続いては氣志團のギタリスト西園寺瞳と星グランマニエもステージに呼び入れての『Diving with my car』。布袋が氣志團の3人を引き連れて花道を歩いていく様子がとても微笑ましい。
「手汗の量が半端じゃないっす」と照れる綾小路 翔に「俺らの方こそ夢を叶えてもらってるよ。こういう場じゃないとなかなかコラボレーションできないからね。次の仲間、呼んでくれないかな?」と返す布袋。こうして呼ばれたのはDragon AshのKj。しかも超レアな学ラン姿でのサプライズ登場に会場は湧き上がった。「俺たち、世代は違うけどみんな夢を叶えるためにやってきてるんだ。そんな曲をみんなに贈ろうぜ」布袋の声で始まったのは『Dreamin’』。ボーカルはKjと綾小路 翔、そして布袋の3人という実に珍しいコラボレーションが実現した。
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ステージ袖に戻っていく綾小路 翔とKjに礼を告げ「こんな夢を叶えてくれるのが氣志團万博です!」と、布袋は本フェスの魅力を改めてアピール。最後にこれまた大ヒット曲『バンビーナ』を自身のボーカルでバッチリ歌い上げ、文字通り夢のようなステージは締め括られた。
(取材・テキスト:バッキー大坂)
9月17日(土) 氣志團万博2022 ~房総魂~ / 布袋寅泰 セットリスト
01.Battle Without Honor Or Humanity
02.バンビーナ
03.スリル
04.BE MY BABY
05Diving with my car
06.Dreamin’
07.POISON