【ライブレポート】BLUE ENCOUNTがVIVA LA ROCK 2017 VIVA! STAGEのトリに登場！「俺らの音楽と出会ってくれてありがとう！」

2017.05.30 公開

【ライブレポート】BLUE ENCOUNTがVIVA LA ROCK 2017 VIVA! STAGEのトリに登場！「俺らの音楽と出会ってくれてありがとう！」

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5月3日、さいたま史上最大級のロックフェス『VIVA LA ROCK 2017』が、さいたまスーパーアリーナにて開催された。初日のVIVA! STAGEのトリを務めたのは、BLUE ENCOUNT（通称・ブルエン）。

田邊駿一（Vo. Gt.）、江口雄也（Gt.）、辻村勇太（Ba.）、高村佳秀（Dr.）がステージに登場すると大歓声が響き渡る。田邊の「始めるよー！」という声と共に『HEART』からスタートすると爆発的サウンドがあっという間に会場を支配する。

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続く『LAST HERO』では「ビバラ行くぞ！もっと行けるだろ！」と盛り上がりを続けるオーディエンスにまだ足りないと言わんばかりに煽り、強烈なスタートダッシュで会場の熱を一気にあげた。

「やべえな、めっちゃ良い景色」と会場を見渡した田邊が思わずつぶやく。そして「オマエら今日1日楽しんだか？けど楽しかった思い出を今から塗り替えるんだけど準備出来てる？」と大胆不敵に言い放つと大きな歓声で応えるオーディエンス。

『ルーキールーキー』ではクラップ音を響かせオーディエンスも、そのサウンドに身をゆだね踊り回り、『LIVER』では上がり続けるテンションがついに爆発。田邊が「タオルあげろ！ビバラの歴史の中で一番良い景色作るぞ！」と呼びかけ、恒例の高速タオル回し、そしてジャンプと、灼熱のブルエン旋風を巻き起こした。

そして投入されたキラーチューン『DAY×DAY』。天井知らずに上がり続けるテンションはトリを務めるに相応しい圧倒的パフォーマンス。そしてオーディエンスのシンガロングから始まった『NEVER ENDING STORY』を披露。曲終わりに田邊が語りだす。

「ただの思い出だけにしたくないよ！何かオマエの人生を揺るがすくらいにさ、でかい歌を歌おうぜ皆で！今日のこの景色を思い出してさ、もっと前に進めるようにさ、歌おうぜ皆で！行くぞ！」

田邊が叫びと共に始まったのは『もっと光を』。会場いっぱいに響き渡るシンガロング。ロックフェスの醍醐味とも言える圧巻の光景が生まれていた。

「ブルエンって面白いんだぜ。1年目CAVE STAGEに行ったじゃん？2年目はCAVEのトリ。そして3年目はVIVA! STAGE、そして今日トリ・・・トリをやらないと前へ進めないんですか？だったら解りやすいよな？そういうことだよな？」と来年はVIVA LA ROCK最大ステージ Star STAGEでのBLUE ENCOUNTの登場を予感させるコメントに会場からも期待の声があがる。

「最後に歌う曲、この曲を歌うのはアナタです！自信を持って歌ってくれ！今日この俺らの音楽と出会ってくれてありがとう！この言葉で前に進めるよ、歌おう！」

田邊の渾身の思いと共に放たれた本編ラストの曲は『だいじょうぶ』。愛情いっぱいに力強く背中を押してくれるそのサウンドに涙を流す者もいた。熱狂と感動の歓声に包まれる中、ステージを後にするBLUE ENCOUNT。

しかし、アンコールを求めるオーディエンスは『もっと光を』歌い、その時を待つ。歌声に呼び戻され再びステージに現れるBLUE ENCOUNT。

「1曲だけ歌いたい曲があるんだ。フェスの1番最後に歌う曲じゃないかもしれないけど、でも今俺たちがアナタへ届けたくて作った曲です。この言葉の先に何かがあると思ってる。」

田邊の言葉と共に歌唱されたのはこの日、公開された映画『ラストコップ THE MOVIE』の主題歌『さよなら』。最後はバラード曲で、そのありったけの思いをオーディエンスへ伝え、BLUE ENCOUNTステージは幕を閉じた。

見事にVIVA LA ROCK 2017 VIVA! STAGEのトリを務め上げたBLUE ENCOUNT。更なるステージへ向けて、これからの彼らの活動、そして来年のVIVA LA ROCKでの彼らのパフォーマンスに期待の高まるステージとなった。

（取材/文：山岸一之）