2022.09.25 公開
打首獄門同好会、オーディエンスに笑顔を届けるステージで魅せる!<イナズマロック フェス 2022>

打首獄門同好会<イナズマロック フェス 2022>(※提供写真)  画像 1/3

滋賀県出身のアーティストで滋賀ふるさと観光大使である西川貴教が、滋賀県草津市で国内最大級の野外フェス「イナズマロック フェス 2022」(※以下「イナズマ」)を行い、2日間で6万人を動員した。イベントは2022年9月17日(土)・18日(日)・19日(月・祝)の3日間で開催する予定だったが、台風14号の接近に伴い19日の公演を中止とし、18日、19日の2日間となった。

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2019年以来2度目の出演となる3人組の打首獄門同好会は、生活密着型ラウドロックバンドという肩書き通り、ラウドなサウンドにユニークな世界観の歌詞で客席を一気に惹きつける。ボーカル・ギターの大澤敦史は「久しぶりのイナズマロック フェスようこそ! 開催おめでとうございます。思ったより暑いですね、体が夏になるわ!」とT.M.Revolution「HIGH PRESSURE」の歌詞を引用してMC。「イナズマロック フェスが音楽フェスだということは知ってるんですが、どこか心の中で西川貴教筋肉祭りかもしれないと、大胸筋のコンディションを整えてしまいます」と話し、客席を笑わせた。岩下の新生姜への愛を歌う「New Gingeration」や三三七拍子のリズムで魚料理の名前を連呼する「島国DNA」、テレビ番組『しまじろうのわお!』の歌のコーナーでおなじみ「カンガルーはどこに行ったのか」など全7曲をプレイ、観客は笑顔で拳を振り上げた。

(文:フジタアヤコ)


イナズマロック フェス
西川は2008年に観光大使に就任、翌2009年に「音楽を通じて地元にお返しがしたい」として琵琶湖の環境保全と地域振興を目的にスタートさせた「イナズマロック フェス」。コロナ禍において2020年はオンライン開催、2021年は開催中止としたが、この度新型コロナウイルス感染症対策を徹底して、通算14回目3年ぶりの現地開催。また新たに、脱炭素の取り組みを強化した「カーボンオフセット」での実施となった。

会場は、遠くに比叡山、すぐそばに琵琶湖という、滋賀の壮大な風景を臨む琵琶湖畔の烏丸半島芝生広場。ライブが行われるメインステージ「雷神ステージ」を備える有料エリアの他に、誰でも無料で入場できるフリーエリアも充実しており、こちらにはメジャーアーティストやアイドルのライブが行われる「風神ステージ」、ご当地キャラクターやパフォーマーが出演する「龍神ステージ」、滋賀のご当地グルメが楽しめる飲食ブースや滋賀県観光PRコーナーに加え、子供連れも安心のキッズスペースも設置されている。

今年のメインステージ「雷神ステージ」には、T.M.Revolution西川貴教をはじめ、ももいろクローバーZ、東京スカパラダイスオーケストラ、櫻坂46、アイドルマスター SideM、Vaundy など多彩な全16アーティストが出演した(※中止となった3日目には、西川のほかにLittle Glee Monster、OCTPATH、モーニング娘。'22、ClariS、Novelbright、布袋寅泰の出演が予定されていた)。またステージ転換の間は人気芸人14組が登場、2019年にフリーエリアの龍神ステージに出演してこのたび見事にメインステージに昇格した滋賀県東近江市出身のものまね芸人・JPをはじめ、M-1グランプリ2021ファイナリストのランジャタイなどが客席を盛り上げた。

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