パラマウント・グローバル社傘下のバイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社が運営する世界最大級のユース向け音楽&エンターテインメントブランド「MTV」は、2002年から開催している音楽アワード「MTV VMAJ 2022」を11月2日(水)に3年ぶりの有観客で、9,500人を動員して開催した。また、当日発表された年間で最も優れた作品「Video of the Year」には、SEKAI NO OWARIの「Habit」が選ばれた。
「MTV VMAJ」は、年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワードで、今年で21回目を迎える。この1年に世に送り出された数々のミュージックビデオの中から、18部門の最優秀作品と10部門の特別賞を選出。さらに受賞作品の中から、年間で最も優れた作品「Video of the Year」を決める一般投票を、10月14日(金)~10月28日(金)の期間で受け付けた。
各部門の受賞アーティスト10組のアワードにふさわしい華やかで個性豊かなステージに加え、クリープハイプ、バルーンも電撃参加し、受賞の喜びをコメントした。さらに、当日のサプライズゲストとしてSEKAI NO OWARIが登場。演奏したのはSNSで大反響を呼び、YouTubeではMVの再生回数が邦楽バンド史上最速で1億回を達成したことで有名な「Habit」。話題となった高難易度のダンスを、振付を担当したパワーパフボーイズ含む総勢16名のダンサーとともにFukaseが披露した。肩やペンライトでリズムを取ったり、ついつい踊ってしまう観客が見受けられたりと、会場の盛り上がりは最高潮を迎え、「Video of the Year」発表への期待を高めた。
そして、各部門受賞者の中から一般投票で最も得票数が多い作品に贈られる「Video of the Year」。受賞はSEKAI NO OWARI「Habit」。Fukaseは「本当に嬉しいです。このミュージックビデオは、監督の池田大と振付のパワーパフボーイズ、そして僕たちSEKAI NO OWARIの3グループで作りました。夜中のスタジオで、ダンスの練習をしたり、振付を考えていた時には、こんなに素晴らしい賞をもらえるなんて夢にも思っていませんでした。僕たちにとっても、パフォーマーとして次のステージに連れて行ってくれた作品になったと思っています。関わってくれた池田大とパワーパフボーイズ、そして皆さん、ありがとうございます!」と語り、喜びを爆発させた。
あらゆるジャンルのアーティストが出演した「MTV VMAJ 2022」の模様は、MTVにて11月19日(土)20時より放送、同時にオンライン動画配信サービスHuluでも独占配信を開始する(再放送あり)。