5月24日に生産限定で発売された「THE LOVEBITES EP」であるが、近年でも秀逸なクオリティーのメタルアルバムに仕上がっている。 『LOVEBITES』というグループ名からしてJudas Priestなどの楽曲名を思い出させ、メタルをやっていることをアピールしているかのような意気込みを感じられる。

それぞれの楽曲をみていこう。

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M1:Don’t Bite The Dust / ドント・バイト・ザ・ダスト

イントロのギターリフからベースとドラムの アレンジ、そしてなんとも言えないキャッチャーな曲調と絶妙なスピード感が 往年のIRON MAIDENを彷彿とさせる。

ギターソロではメロディアスなハモリを聴かせ、エンディングまで全く隙のない楽曲である。

M2. The Apocalypse / ジ・アポカリプス

スラッシュメタルのような激しいリフから リズムインすると、往年のJudas Priestのような圧巻のスピード感で楽曲が展開していく。 ハイトーンのボイスが冴える渡るサビも力強い。

M3.Scream For Me / スクリーム・フォー・ミー

ヘヴイーなギターアレンジからAメロが進んでいくが、Bメロからは キャッチーな歌メロもあり、聴きやすい楽曲だ。 後半はコーラスワークも冴え渡る。

M4. Bravehearted / ブレイヴハーテッド

イントロからメロディアスなこれぞメタルと言えるフレーズで迫ってくる。 日本語詞であることでメッセージ性も伝わってくる。 ギターソロではHELLOWEENなど往年のジャーマンメタルようなエッセンスもいれて狙いもわかりやすい。

「THE LOVEBITES EP」は総じてメタルアルバムとしては、疾走感溢れる楽曲が詰まっており、ライブでも盛り上がること間違いなしである。

LOVEBITESは6月12日に渋谷タワーレコードでインストアイベントを行う予定。 制作に集中するため今年に入って初のライブだが、いよいよ全貌が明らかになる。