2017.06.10 公開


山寺宏一日髙のり子関俊彦という声優界のレジェンド3名によるスペシャルユニット「バナナフリッターズ」が、CDデビュー25周年の昨年に電撃復活。22年ぶりの復活コンサート『BANANA FRITTERS A-Go-Go!!! Re:LIVE 2017』が本日、東京国際フォーラム・ホールCで開催された。



コンサート名に「GO-GO!!!」とあるように、この日はメンバー全員が55歳という記念すべきタイミングでの開催だったが、活動当時とまったく変わらない艶のある歌声に加え、3人の仲の良さも全く変わっていないことを感じることができた思い出トークやネタの数々に、終始笑いの止まらないコンサートとなった。

また、圧巻だったのがヒップホップダンスのコーナー。もともとは山寺宏一の「何か新しいことやろうぜ!」という発信から始まった挑戦だったが、おそらく5分以上は踊り続けたであろうそのダンスは、相当な練習を重ねたことを観客の皆さんも想像できるキレのある複雑なパフォーマンスだった。



山寺宏一、日髙のり子、関俊彦のユニット「バナナフリッターズ」が22年ぶりの復活コンサートを開催!  画像 2/3
そしてアンコールでは、新曲「あのね」を、なんとCDジャケット内でも着用していたバナナの着ぐるみをまとって熱唱。大きな観客の笑いに包まれながら、観客と共に楽しく歌い踊った。

この復活プロジェクトの入り口は「思い出作り」とのことだったが、プロ意識の高い3人が求める完成度は非常に高く、お客様を楽しませようという姿勢が、ステージパフォーマンスの全てにおいて感じることができた。

声優という域をはるかに超えたバナナフリッターズは、25年の時を経ても、なお輝き続けるパフォーマンスユニットであることを証明した。この復活が期間限定のものではなく、この先も続いて欲しいとすべての来場者が思ったことだろう。

山寺宏一、日髙のり子、関俊彦のユニット「バナナフリッターズ」が22年ぶりの復活コンサートを開催!  画像 3/3



この記事が気に入ったら
いいね!しよう
WWSチャンネルの人気記事をお届けします
【あなたにオススメ記事】

関連記事