アーティスト・モデルとして活躍している「伊藤千晃」と、声優アイドルユニット「i☆Ris」のメンバーでソロアーティストとしても活動している「友希」が、17日、横浜市の赤レンガホールにて開催されている『冬の音楽の祭典 エアトリpresents 毎日がクリスマス2022』の昼公演に出演。
本イベントは、2008年からスタートし今年で13回目を迎え、毎年クリスマスの時期に、毎日日替わりで人気アーティストが豪華ライブを披露する「冬の音楽の祭典」。
今年は、2019年以来3 年ぶりに復活開催となった。
そんなクリスマスを彩るイベントに、伊藤千晃と友希が初めてのジョイントライブを開催。友希は、「かねてより愛してやまない」と伊藤のファンである事を明かしており、3年ほど前から所属事務所が同じだったことから交流が始まった。
『クリスマスジョイントライブ』の様子(※提供写真) 画像 2/6 『クリスマスジョイントライブ』の様子(※提供写真) 画像 3/6
今年10月に行われた『友希1st live tour -Heart-』の千秋楽では伊藤がサプライズでゲスト出演し、本クリスマスライブの開催を発表。
本ライブ開催に向けて、リハーサルの様子を両者が度々SNSにアップし、ファンから当日を待ち望む声が多数コメントされていた。
また今回のバンドマスターには、両者のサポートミュージシャンも努めるプロデューサーの「宮田レフティリョウ」と、キーボーディストでNHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』で女優デビューを果たし、話題沸騰中の「西野恵未」など豪華メンバーを迎えた。
ライブの幕開けを飾ったのは友希。友希がステージに登場すると、ピアノサウンドがスパイスとして効いたポップなロックサウンドの新曲『ファンデーション』でライブの幕を切る。「毎日がクリスマス、みんな楽しんでいきましょう!」と会場の観客とアイコンタクトを取りながら、手拍子を促し観客のボルテージを引き上げた。
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続けて、伊藤千晃が人気曲の『カラフル』を披露。
持ち前の歌唱力・表現力で、会場の空気を一瞬にしてその楽曲の世界観へと染め上げる。
MCでは、ジョイントライブならではのエピソードが語られ、
友希は、「“ちーちゃん(伊藤千晃の愛称)に憧れて、普段からファッションもメイクも全部指標にしてて、実は今日はメイクもお揃いにしているんです。」と伊藤への尊敬の思いを示すと、伊藤は「今日は"もし2人でクリスマス会をやるなら"というテーマで衣装を考えました」と、友希の衣装もプロデュースしたことを告白し、「今日は、このファミリーのような仲良しメンバーでした作れない空気、できないことがあると思うので、皆さん楽しんでいってください」と会場に駆けつけたファンに呼び掛けると、伊藤、友希は『Eternal Story』や『Lost』など、自身のソロ楽曲を交互に力強く歌い上げた。
ライブの中盤では、クリスマスライブならではのコーナーを実施。友希「せっかくクリスマスモードになったので、クリスマスらしい曲をやりたいなと」と話すと、桑田佳祐の『白い恋人達』を2人でカバー歌唱。伊藤と友希の切なくも、心地良いハーモニーに会場全体が聴き惚れた。
さらに、本ライブでは、即興で演奏する「クリスマスソング」コーナーを実施。会場に足を運んだ観客から、冬の楽曲を生募集した。Netflixで話題の作品『初恋』の主題歌である、宇多田ヒカルの『First Love』がリクエストされると、アドリブとは思えないクオリティの歌唱を披露し、会場を沸かせた。
また、InstagramのLIVE配信を実施し、コメントでリクエスト曲を募るなど、SNSを斬新に活用。
リクエストの多かったBoAの『メリクリ』や、SPEED『White Love』を即興で披露すると、友希は「なんだこの一体感は。私達、練習したっけ?くらいの完成度でしたね」と満足そうに語った。
そしてライブは終盤に入り、「まだまだ楽しんでいけますか!」と、友希がライブで盛り上がる鉄板曲である『YOLO!』をパフォーマンス。会場が手拍子を合わせ、クライマックスに向け一気に最高潮へ。
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間を置かず、伊藤が「最後の曲になりますが、まだまだ盛り上がれる準備は出来ていますか」と叫ぶと、伊藤のソロ楽曲である『リトル・ミー』を2人でデュエット。会場全員で手を左右に振り、エネルギッシュで、温かい空気に包まれた。
一旦ステージを去るものの、会場からはアンコールを求める大きな拍手が鳴りやまず、「アンコール、ありがとう!」と、再び伊藤と友希がステージに登場。伊藤がサンタの帽子、友希がトナカイのカチューシャを身に付けるなど、クリスマスライブならではの演出を披露。
アンコールのMCでは、伊藤から1月にバースデーライブを開催することを発表。「来年1月に大阪と東京でバースデーライブをやらせていただきます。もし今日、もう少し千晃見ようかなと思ってくださった方がいれば、お待ちしています」とコメント。
さらに、伊藤は友希に「わかち、来てくれない?」と自身のバースデーライブで友希のゲスト出演を直談判すると、友希は「私、そんなに昇格していいんですか。やった!ありがとうございます。」とライブ中に決定するという珍しい光景となった。
伊藤が「わかちのファンの皆さん、わかちをお借りしていいですか?」と問いかけると、会場の観客から割れんばかりの拍手が送られた。
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友希は「今日は本当に楽しかった。あっという間ではありますが、最後の曲いきましょうか」と名残惜しそうなな様子で口にした。
伊藤は、「今回、わかちに1つお願いをしまして、わかちがギターを弾いてくださることになりました!」と友希がギターを弾き語りアンコールラストナンバー「Wa.Ta.Shi」へ。友希の弾き語るギターの音色に、伊藤の透き通るような歌声が重なり、この日1番の一体感を生んだ。
全てのパフォーマンスを終えた2人は、何度も感謝の言葉を口にしながら、伊藤は「ありがとうございました。本当に楽しかった!」と噛み締めるように言葉を紡ぎ出すと、
友希は「最高のクリスマスになりました。来年もやれることになったらいいですね」と晴れやかな笑顔を見せ、ライブは大盛況のうちに幕を閉じた。
<セットリスト>
M1 ファンデーション
M2 カラフル
M3 リナリア
M4 真夜中の処方箋
M5 Lost
M6 Eternal Story
M7 白い恋人達
M8 即興クリスマスソング
M9 YOLO!
M10 リトル・ミー
ENCORE
EN1 Wa.Ta.Shi
伊藤千晃 公式サイト
https://avex.jp/itochiaki/
友希 公式サイト
https://avex.jp/yuki/