2023.01.23 公開
水樹奈々、ライブDAY2は「BLADE MODE」と題し華麗にフライング!さいたまスーパーアリーナでバースデーライブを開催

水樹奈々(Photo:kamiiisaka)  画像 1/5

声優アーティストの水樹奈々が、1月21日(土)と22日(日)、さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)で『NANA MIZUKI LIVE HEROES 2023』を開催した。「HEROES」というライブタイトルにふさわしく、水樹が声優として演じてきたヒーロー、ヒロインたちが出演するアニメ主題歌や挿入歌を中心に、代表曲等を多数披露。ここでは「BLADE MODE」と題した2日目をの見所をレポートする。

水樹奈々、ライブDAY2は「BLADE MODE」と題し華麗にフライング!さいたまスーパーアリーナでバースデーライブを開催水樹奈々(Photo:kamiiisaka)  画像 2/5 水樹奈々、ライブDAY2は「BLADE MODE」と題し華麗にフライング!さいたまスーパーアリーナでバースデーライブを開催水樹奈々(Photo:kamiiisaka)  画像 3/5

アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」で水樹演じる風鳴翼が剣を武器に戦うキャラクターであることから「BLADE MODE」と題し、同アニメの関連楽曲を中心に、剣をモチーフにした歌詞やキャラクターが出てくる楽曲で構成。この日のテーマカラーは翼のイメージカラーである青色。オープニングムービーが流れ、22,000人の観客で埋め尽くされた客席がブルーのペンライトで染まった瞬間、ステージに登場した水樹の絶唱から始まる『TESTAMENT』でライブがスタート!淑やかに始まった「LIGHTNING MODE」とは対照的に、最初からハードモードの「BLADE MODE」。観客も一瞬にして闘志を上げたのがわかった。風鳴翼を彷彿とさせる青い衣装を身にまとった水樹は『FINAL COMMANDER』でステージの端まで猛ダッシュ。息を整えることもなく『Exterminate』のイントロではアカペラを響かせ、「いくぜ!」と観客を煽っていく。「えらい日に来ちゃった〜と思っている人、いっぱいいると思うけど、こんな感じで今日は『攻め攻め』だよー!(笑)」と全曲絶唱必至であることを宣言。挨拶を挟んだ後も、冒頭の熱が冷めることのないまま『METRO BAROQUE』『嘆きの華』『Heart-shaped chant』と、それぞれに強い世界観を持った楽曲たちを、絵本をめくるかのように歌い紡いでいった。

続いて1日目と同様に歌詞の一部や水樹にまつわるワードがプリントされたモノトーンの衣装にウサ耳をつけた水樹が花道に出現。team YO-DAと一緒に『JET PARK』など元気いっぱいの2曲でガールズパワーをアピール!続く『PRIDE OF GLORY』では、ステージ中央にある、ファッションビルの巨大ビジョンを模したセットに立ち、激しさの中に色香溢れるダンスを魅せる。そこからノンストップで『恋の抑止力 -type EXCITER-』に突入し、切ない恋心をダンスとともにパワフルに歌い上げ観客を沸かせた。

怒涛の7連続歌唱を終え、「いい汗かいていますかー!?」とスッキリした表情の水樹。Cherry Boysとの楽しいトークの後は、本公演唯一のバラードゾーンへ。最新アルバム『DELIGHTED REVIVER』に収録されているロックバラードで暗闇に包まれた世界にも必ず光は射す…という水樹の強い祈りが感じられるナンバー『ストラトスフィア』、そして自身のバースデーにリリースされた水樹の代表曲『深愛』。生きる力、愛する力が未来へと繋がっていくと教えてくれるような2曲だった。

LIVE HEROESを象徴する今回のショートムービー。じつは2DAY共にゲストヒーローが登場している。「LIGHTNING MODE」には「魔法少女リリカルなのは」で共演した声優・植田佳奈が『ウエダカンヌ』に、「BLADE MODE」には三木眞一郎が『ミキジルシィー”』、それぞれ変身。ピンチのHERO NANAを救うため、2人ともユーモラスな必殺技を繰り出すが、あっけなく倒されてしまう。だが仲間を傷つけられた怒りからHERO NANAがパワーアップ。光り輝くブレードでBLACK BOSSを倒す…という胸アツ展開となった。両日ともにムービーが終わると、会場にはヒーローたちを讃える拍手が巻き起こった。

水樹奈々、ライブDAY2は「BLADE MODE」と題し華麗にフライング!さいたまスーパーアリーナでバースデーライブを開催水樹奈々(Photo:kamiiisaka)  画像 4/5 水樹奈々、ライブDAY2は「BLADE MODE」と題し華麗にフライング!さいたまスーパーアリーナでバースデーライブを開催水樹奈々(Photo:kamiiisaka)  画像 5/5

後半戦最初の曲は、HERO NANAとBLACK BOSSを融合させた赤と黒の衣装に身を包んだ、水樹の華麗なるフライングからスタート。バックのスクリーンには夜景が映り、本当に都会の空を飛んでいるよう!そして炎揺らめくステージに勇ましく舞い降り『純潔パラドックス』を歌い上げた。

ここで「HEROES」というテーマに合わせてアメコミ風のセットにしたことや、真冬の埠頭でロケを敢行したというショートムービーの撮影裏話など、短いMCを挟み、いよいよライブはクライマックスへ。水樹が「心の中で全力絶唱、いいですか!? OK、みんなでぶっ飛ばしていくぜ!」と叫んだのを合図に『Vitalization』がスタート。Cherry Boysの放つ、突き刺すようなサウンドを味わうかのように、優雅に歌い上げる水樹。一転、『革命デュアリズム』では挑発するようなボーカルを聴かせ、観客もそれに食らいついていく。その熱気を受け止めセンターステージに立ち、髪を振り乱しながら『METANOIA』を歌う姿に、会場も激しく揺れた。ファンからありったけの気合いを注入された水樹は『Synchrogazer』を絶唱!全てのエネルギーを放出し、「ありがとうございました!」と感謝を告げると、颯爽とステージを後にした。

アンコールを求める拍手に応えた水樹が、円形フロートに乗り、青い光が広がるアリーナ通路に登場。『ミラクル☆フライト』『POP MASTER』を歌いながらフロートの中で飛び跳ね、ファンとハンドサインを交わしていく。ステージに戻り、先ほどまでの熱を冷ますような『Crystal Letter』で透明感のある歌声を聴かせると、「もう2回公演ぐらいできますね(笑)」とニッコリ。この力の源は、ファンからもらうパワーに他ならないという。
「みんなといると、すごいエネルギーが湧いてきて、私をどんどん最強にしてくれるの。みなさんが、私のヒーローです!」

この2DAYSを振り返り、数々の素敵な物語やキャラクター、そこから生まれた楽曲を通して、たくさんの出会いが生まれたことを、改めて奇跡と感じたという水樹。「これからもみんなで夢のような時間をたくさん作っていきましょう!」と話すとここで水樹から、夏のライブツアーを開催することが発表された。7月2日(日)の青森・盛運輸アリーナを皮切りに、9月1日(金)〜9月3日(日)東京・有明アリーナ3DAYSのツアーになるとのこと。「今年の夏もみんなにいっぱい会えるよー!」と万歳三唱をし、会場が喜びの拍手に包まれた。

「たくさんのヒーローたちと過ごせたこと、一生忘れません。これからも楽しいこと、笑顔になれること、一緒にやっていこうね! 最後の心の絶唱、みんなの魂の歌、聴かせてくれ!」

ラストナンバー『Glorious Break』を歌い上げると、ステージから生声で「最高の2日間を

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