2023.04.05 公開
【ライブレポート】MONKEY MAJIKが「サムライソニック」トリに登場!熱情とハートフルが織り混ざるパフォーマンスを届ける<SAMURAI SONIC vol.4>

MONKEY MAJIK<SAMURAI SONIC vol.4>(※提供写真)  画像 1/9

3月26日、音楽イベント「SAMURAI SONIC vol.4」(サムライソニック)が、TOKYO DOME CITY HALLにて開催されている。このイベントにMONKEY MAJIKが出演した。当記事では、MONKEY MAJIKのライブレポートをお届けする。

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メンバーと観客たちの交わす歌声が、場内中に響き渡る。MONKEY MAJIKのライブは、この空間に、互いに手を繋ぎ合う温かい世界を描きだすように『虹色の魚』から始まった。フロア中の人たちは、最初から,その場で飛び跳ねんばかりの勢いではしゃいでいた。素敵じゃない、熱情しながらもハートフルなこの空間が。

ソリッドなギターの音が場内中に鳴り響く、彼らは『Change』を通して、観客たちのハートにエモいエナジーを注いでゆく。曲が進むごと、共に気持ちがアガっていく。その感覚が心地よい。

続く『XYZ』では、さらにパワーを増した演奏を熱く突きつけていた。その歌声は、大きな空間の中を駆けめぐるようにも聴こえていた。歌や演奏に熱い刺激を受け、彼らと一緒に熱情した空間へ向けて、心が羽ばたいていくようだ。

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冒頭、ファルセットの歌声とエモーショナルでファンキーな演奏が、床から足を引き離す。『A.I. am Human』を通し、彼らは、ここではない異なる世界へ観客たちを連れだした。不思議な世界を体験させる。とても心地よい。気持ちがどんどん自由に解き放たれてゆく歌と演奏だ。その感覚が気持ちいい。

『Running In The Dark』では、少しメロウな歌声と演奏で、観客たちをゆったり横揺れさせる。身体はずっと揺れ動きながらも、歌を通していろんな物語や心模様に触れられるのが嬉しい。そのたびに揺れ動く気持ちを感じるからこそ、MONKEY MAJIKのライブにどんとん惹かれてゆく。

ソウルフルでディスコティックな『This Is The Night』が、観客たちを夜の帳へと連れだす。彼らの奏でるリズムに身を預け、今は喜びを覚えながらダンスに興じようか。大好きな人と、この曲を一緒に踊りたい。大人のディスコ空間が似合いそうな、気持ちよく身体を揺らす極上のダンスミュージックだ。

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続く『Picture Perfect』でもMONKEY MAJIKは、大人のダンスミュージックを奏で 甘くロマンチックな気分に浸らせる。フロア中の人たちも、熱いクラップをメンバーたちに届け、演奏に身を預けながら極上の音楽に酔いしれていた。

次に披露したのが,お笑い芸人サイドイッチマンと共作した『ウマーベラス』。歌詞の中にいろんな仙台名物が記されている、最高にホットでファンキーなロックチューンだ。ノリ良い楽曲だけに,自然と身体が揺れ動く。いつしか一緒に「ウマーベラス」と歌っていた人たちもいたのでは?!とにかく楽しくてたまらない。

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銅鑼の音が鳴り響く。彼らはチャイナな音色も組み入れた『Around The World』を演奏。この曲を知っている人たちも多いからか、サビ歌では、たくさんの腕がこれまで以上に大きく揺れていた。彼らは『Around The World』を通して、雄大な世界の中へみんなを連れていく。ここではない桃源郷で、ここに集ったみんなを優しく抱きしめてゆく。そんな感覚を覚えながら、MONKEY MAJIKの演奏に身を任せていた。

最後に彼らは、『空はまるで』を晴れ渡る青空へ向かって歌っていた。この空間を飛び越え、ここにいる人たちと一緒に、青空の元で音楽を楽しんでいた。会場中の人たちが、振りあげた腕を大きく左右に振りながら、メンバーらと気持ちを一つに重ねあわせ、幸せを覚えていた。最後に「空はまるで君のように青く澄んでどこまでも~」と、会場中の人たちと合唱。ホント、最高の時間だ。本当に素敵なひとときを、ありがとう。

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止まぬ声を受け、メンバーらがふたたび舞台へ。最後にMONKEY MAJIKは『ただ、ありがとう』を演奏。共に「ありがとう」と感謝の気持ちを交わしあい、この空間をとても温かい色に染めあげて、ライブの幕を閉じていった。


(文:長澤智典)

SAMURAI SONIC vol.4
SAMURAI SONIC」は『打ち鳴らせ、魂動(こどう)』をコンセプトに、2021年11月に東京・立川ステージガーデンにて初めて開催され、今回で4度目の開催となる。今回はDJダイノジ、climbgrow、MONKEY MAJIK、TRiDENT、雨のパレード、そこに鳴るの6組が出演した。

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