EXPG高等学院の令和5年度入学・卒業式が3月30日(木)に東京・立川ステージガーデンで行われ、学長・EXILE TETSUYAらが登壇。入学式にはEXILE MAKIDAI(PKCZ(R))やDOBERMAN INFINITYのKUBO-C、GS、P-CHO、さらにGENERATIONSパフォーマーの中務裕太が登場。そして開校後初の開催となる卒業式には数原龍友が登場し式を盛り上げた。
EXPG高等学院は本格的にダンスを学びながら、高校卒業資格を取得できる新しいスタイルの学校として2020年に開校。現在は東京、名古屋、大阪、福岡の各校で在校生248名が学んでいる。ここに今年の新入生128名が加わり、卒業生100名が本日卒業する。
今回で4度目の開催となる入学式は、4年連続司会進行を務めるLDH JAPAN唯一のMC、MC USK呼びかけで新入生の入場をもってスタート。新しい制服に身んだ包み新入生が少し緊張した面持ちで入場すると、在校生と保護者が大きな拍手で迎え入れる。
EXILE MAKIDAI(※提供写真) 画像 2/4DOBERMAN INFINITY(※提供写真) 画像 3/4
続いてオープニングパフォーマンスとして、EXILE MAKIDAI(PKCZ(R))が登場。「皆さん一緒に楽しんでいきましょう!準備はいいですか?」とDJ PLAYがスタート。DOBERMAN INFINITYのKUBO-C、GS、P-CHOもお祝いに駆けつけ、パーティーチューン「Jump Around ∞」がかかると新入生も在校生も一緒に飛び跳ね、会場はまさにライブの熱気に。MAKIDAIの呼びかけで在校生によるダンスパフォーマンスが始まると、GENERATIONSのパフォーマー中務裕太も加わりEXPG高等学院らしくダンスで新入生を祝福。
MCの紹介で学長であるEXILE TETSUYAが壇上へ上がると「こんな入学式僕も見たことありません。」とオープニングアクトからの盛り上がりぶりにコメント。「皆さん、今どんな気持ちですか?ドキドキしてますか?ワクワクしてますか?僕から見る皆さんは、マスクを突き抜けるくらいキラキラしています。この学校のテーマはまさに”夢の持つ力”です。3年間で自分と向き合って、そして夢を追いかけながらこれから現実を学び、現実をいろいろ知っていくと思います。是非皆さん、夢に学んで、夢に悩んで、そして夢に近づいていく3年間にしていただけたら嬉しいなと思っております。」と新入生への想いを述べ、「皆さんの人生の中で絶対に1番濃くて、1番忘れられなくて、そして最高な青春に一緒にしていきたいなと僕も思っていますので、皆さん3年間よろしくお願い致します!」と挨拶。
さらに、
三代目 J SOUL BROTHERS、EXILE TAKAHIROからも祝辞のビデオメッセージが到着。会場では株式会社Dリーグ代表取締役COO・神田勘太朗、そして中務が祝辞を述べた。中務は「夢を叶えるのは絶対に一人では無理です。まだ夢がないという人も全然大丈夫です。これから必ず見つかってくると思うので。夢があるという人はさらにその夢を膨らませていって、そして周りの大切な仲間を大事にしながら前を向いて進んでいくと、自然と夢が近づいてきます。『夢は必ず叶う』というのは無責任なのであまり言いたくはないんですけれども、夢を叶えられるのは、夢を叶えるために努力を続けて、周りの人を大切にした人だけが夢を叶えられると思っています。そんな夢を叶えられる環境を僕と、TETSUYAさんと、たくさんのスタッフの皆さんと一緒に作っていきたいと思いますので、夢の力を信じて、自分に負けずに、前を向いて頑張っていただけたらなと思います。これから一緒に頑張っていきましょう。」と、10年間 GENERATIONSというグループで活動してきて自身が感じた想いから、新入生へ熱いエールを送った。
在校生代表・永野真美、新入生代表・鈴木瑠偉(KID PHENOMENON)の挨拶もキラキラとした希望を感じさせた。
入学式の最後にはクロストークとして本日の出演者が改めて壇上へ集合。GSは「夢を掴んでいただくための学校でもあると思うので、これから大変なこともたくさんあると思うんですけれども、とにかく楽しんで学校生活を送っていただけたらなと思います。」、中務は「副学長(仮)の中務裕太です。」と会場の笑いを誘い、「是非若者の力で日本を明るく元気に、そして一人一人が輝いて夢を追いかけていってもらえたらなと思います。」と改めて新入生へエールを送った。MAKIDAIは「ここで出会った仲間は長く将来に向けて、大きな財産になっていくと思います。みんな一人じゃないので、EXPG高等学院での生活を楽しみながら、色々噛み締めて日々生活していただけたらと思います。」、最後にTETSUYAは「入学式にアーティストが集まるっていうのはすごくLDHらしいなって思います。これからいろんなアーティストが皆さんと関わってくると思いますので、絶対に自分の夢に近づくために吸収してやるんだという熱い想いを持ちながら、ダンスと向き合って、夢と向き合ってくれたら本当に嬉しいなと思っています。全力で僕らも頑張っていきますので、是非一緒に夢を叶えるために近づいていきましょう!」と学長のコメントで入学式を締めくくった。
続いて行われたのが、開校以来初となる1期生の卒業式。名前を呼ばれた卒業生が一人一人返事をし、ステージ上から入場する。今回卒業生にはGirls2の石井 蘭、隅谷 百花、iScreamのRUI、YUNA、HINATA、PSYCHIC FEVERのWEESAが出席。
改めて登壇したTETSUYAは「照明さん、ちょっと会場のあかりを明るくしてもらってもいいですか?せっかくなので皆んなの顔を見ながら話したいなと思います。」と話し始めた。「皆さん、夢と向き合った3年間だったと思います。夢に近づけましたか?夢が叶いましたか?夢が変わりましたか?大人になった僕も、今でも夢と向き合い続けています。そんな人生の中で僕が出会った壮大なテーマが『LOVE DREAM HAPPINESS』です。この普遍的なキーワードが僕の心をものすごく強くしてくれました。愛とは、他の人に無償でできる一生懸命の度合いなのかなって今では思っています。そして夢が自分の人生を作るんだと知りました。幸せってすぐそばにあるのに、感じられるかどうかは自分次第なんだって思いました。壮大なテーマすぎてなかなか意味がわからなかったんですが、大人になった僕はそんなふうに解釈できるようになりました。今の皆さん、今日どんな風に感じていますか?答えなんかないんです。だから焦らなくていいんです。ゆっくりでいいんです。そんな皆さんが心の中で強くいられるために、このキーワードを胸の中に1つだけ持っていてください。皆さんの人生がこの先、超HAPPYに向かうことを願いながら、学長最後の言葉とさせて頂きます。」と、最後の特別講義を行った。
そしてTETSUYAによる修了証書授与が執り行われると、EXILE HIROからの祝辞が映像メッセージ届いた。在校生を代表し村上琉貴が送辞を読むと、それに答える形で卒業生代表の脇田愛佳が3年間の思い出を振り返る映像とともに答辞を読み上げた。
卒業式の最後にはゲストとしてGENERATIONSのボーカル数原龍友が登場。自身のグループの楽曲「少年」と「Dreamers」披露すると、「次の楽曲は是非卒業生の皆さん、在校生の皆さんと共に合唱という形で終われたらと思います」と呼びかけ、卒業ソングの定番となっているEXILEの「道」を一緒に歌い、卒業生の門出を祝った。
EXPG高等学院ならではのエンタテインメント感満載の入学式、卒業式となった。