今年バンド生活28年目の人間椅子の20枚目のスタジオアルバム「異次元からの咆哮」が10/4に発売する。和嶋によるアルバムコンセプトも公開となったので是非読んで新作に期待しよう。
そしてリリースを記念した全国ツアー(全9公演)では、彼らにとって初のZepp Diver Cityでファイナルを行うという。今年の夏は、人間椅子と一緒に、怖くて楽しい異次元への旅行に出掛けよう。
【リリース情報】
アルバム『異次元からの咆哮』 10/4(水)発売
初回盤:CD+DVD ¥3,704(税別)TKCA-74561
通常盤:CD ¥2,685(税別)TKCA-74562
初回盤DVDには、今年3/25に赤坂BLITZで行われたライブ盤リリース記念ワンマンツアー「威風堂々」ファイナル公演のライブ映像を収録予定
【アルバムコンセプト】
世界が、我々に見えているものだけでないとしたらどうでしょうか。動植物は、どうも人間みたいな生活苦を抱えているようには思われませんから、彼らはもしかしたら、極彩色のエネルギーのめくるめく空間に暮らしているのかもしれません。人間はがんじがらめに条件付けされているゆえ、こう、としか現実を把握できないところがあります。それがため、さらに世界は単調で苦しみに満ちた景色に見えてきます。
多次元、異次元、という考え方があります。世界は単一のものではなく、無限に折り重なり、そこには多様の存在がひしめいている ──想像しただけで、何かわくわくしてきます。ときに、音楽とは目に見えないものです。我々が音楽を聴いて感動するのは、それが目に見えない、異世界への扉を開いてくれるからではないでしょうか。
今回のアルバムでは、様々の異次元の住人が登場します。あるいは、異世界の精神を持って現実で暴れまわる男も出て来ます。まるで世界の閉塞感を、退屈さを嘲笑うかのように。未知なるものへの対峙は恐怖を伴うものですが、それは自己の変容を促すものでもあります。さあ、人間椅子と一緒に、怖くて楽しい異次元への旅行に出掛けましょう。
(和嶋慎治/人間椅子)
【ワンマンツアー(全国9公演)】
10月31日仙台CLUB JUNK BOX
11月2日 弘前Mag-Net
11月4日 札幌cube garden
11月8日 神戸Chicken George
11月10日高松Olive Hall
11月12日大阪umeda TRAD(前AKASO)
11月14日博多Be-1
11月16日名古屋Electric Lady Land
11月19日東京Zepp Diver City
(詳細は、後日発表)
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