きゃりーぱみゅぱみゅが7月30日(日)、新潟・苗場スキー場で行われた野外フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL '23」に出演した。
これまで5度のワールドツアーを成功に収め、2022年アメリカで開催された世界最大規模の音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」、今年6月スペインで開催されたヨーロッパ最大級の音楽フェス「Primavera Sound」の出演を果たしたきゃりーぱみゅぱみゅだが、日本が世界に誇るフジロックのステージは今回が初めて。フェス最終日、7月30日(日)夜の「SUNDAY SESSION」のトップバッターとして出演した。
きゃりーぱみゅぱみゅ「FUJI ROCK FESTIVAL '23」の様子(Photo:稲垣ルリコ) 画像 2/7 きゃりーぱみゅぱみゅ「FUJI ROCK FESTIVAL '23」の様子(Photo:稲垣ルリコ) 画像 3/7
「SUNDAY SESSION」が行われたRED MARQUEEは超満員となり、登場前から「きゃりー」コールが起こるなど、ただならぬ熱気に包まれる。
うさぎのお面を被ったDJが登場し「DE.BA.YA.SHI.2021」をかけると、楽曲に合わせて再び「きゃりー!きゃりー!」と会場内に大きなコールが起こり、今年開催したワールドツアーで披露していた、ピンクの衣装を身にまとったきゃりーが登場。
「キャンディーレーサー」「どどんぱ」を立て続けに披露し、DJプレイのようなノンストップミックスで「原宿いやほい」へと繋がるミュージックフェスライクなアンセムで会場のボルテージを一気に高めると、会場から溢れた多くの観客をも巻き込んで「ほい!ほい!」と大合唱!「一心同体」「パーフェクトおねいさん」「PON PON PON」と続いていく。
きゃりーぱみゅぱみゅ「FUJI ROCK FESTIVAL '23」の様子(Photo:稲垣ルリコ) 画像 4/7 きゃりーぱみゅぱみゅ「FUJI ROCK FESTIVAL '23」の様子(Photo:稲垣ルリコ) 画像 5/7
きゃりーの楽曲の中でも代名詞といえる「PON PON PON」で会場の一体感はさらに高まり、ミックスで「にんじゃりばんばん」のイントロが聞こえ始めると、割れんばかりの大歓声が沸き起こる。さらに「CANDY CANDY」「つけまつける」「もったいないとらんど」と続けてパフォーマンスし、盛り上がりは途絶えることがなく、ここでやっとMCが入る。
きゃりーぱみゅぱみゅ「FUJI ROCK FESTIVAL '23」の様子(Photo:稲垣ルリコ) 画像 6/7 きゃりーぱみゅぱみゅ「FUJI ROCK FESTIVAL '23」の様子(Photo:稲垣ルリコ) 画像 7/7
「初めてのフジロック、こんなに沢山の方が来てくださって本当にありがとー!よければ是非また出演させて下さーい!!」と感謝を述べ、「次の曲で最後の曲になります!私の曲の中で最もロックな曲なので一緒に盛り上がれますかー!」と呼びかけると、「ファッションモンスター」を披露。超満員のRED MARQUEEでのきゃりーぱみゅぱみゅ初フジロックは、大盛況で幕を閉じた。
この日のノンストップDJミックスは、中田ヤスタカが特別に作り上げたオリジナルミックスになっており、海外でのパフォーマンスでさらなるパワーをつけた『カッコイイ』きゃりーぱみゅぱみゅがオーディエンスに衝撃を与えたことは間違いないだろう。ステージ終了後、SNSにはきゃりーのパフォーマンスを賞賛する声が溢れていた。