ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017の初日に、今回で3年連続出演となるLiSAが登場。昨年までのPARK STAGEから、今年は2番目に広いLAKE STAGEに満を持してのランクアップとなった。

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黒いタンクトップに赤のフィッシュテール・スカートで飛び出すようにステージに立ち、いつもの「いくよっ！」の声でライブがスタート。

この日からわずか3日前の2017年8月2日に発売されたばかりの新曲『だってアタシのヒーロー。』から始まり、中毒性の高い人気曲『ROCK-mode』へと駆け抜けるように展開。途中、まさかのスカートが外れかかるシーンもあったが、スタッフに助けられパフォーマンスは続行。会場からは暖かく見守るかのように笑いが漏れた。

「こんにちは！LiSAです。やってきました今年もジャパーン！そしてLAKE STAGEっ！」ランクアップしたステージで歌える喜びを満面の笑みで表現し、ひとりひとりのオーディエンスに合図するようにあちこちに手を振ったり、ピースサインを送るLiSA。

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「せっかくのLAKE STAGEで夏ってことで、夏っぽい曲やります。もし雨降ったら特殊効果だと思って楽しんでください」そんなMCで始まった『オレンジサイダー』『Empty MERMAiD』では、ピンクとオレンジの浴衣風のコスチュームをまとい、夏らしいスタイルを演出。ピアニカを吹きながら、切ない夏の世界観をしっくりと表現した。

「こっから一気に行ってもいいですかー？」ここからは先ほどまでの浴衣風のコスチュームを脱ぎ、身軽になってからの後半戦。「全員声出してー！」全身全霊のパフォーマンスを繰り広げるLiSAにオーディエンスは腕を上げて応える。すると、先ほどまで「雨が降ったらごめんね」と言っていた曇天の空が晴れ上がり、LiSAも「本当に晴れちゃった」とゴキゲン。

「みんな、どんなタオル持ってるの？」会場に集まった観客の掲げるそれぞれのタオルを興味深そうに眺めるLiSA。「みんなそれぞれに自分の持っているシンボルに自信を持って今日一日を楽しんでください」というメッセージとともにラストに選んだ曲は『LiTTLE DEViL PARADE』。

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この曲は2017年5月に発売されたアルバムのタイトルチューン。「掲げろ自分のシンボル」の歌詞とともに、自らもシンボルとしての大きなフラッグを振りかざしながら歌う彼女。そして、ステージに向き合う観客も各々のシンボルとしてのタオルを振り回す。

パンクでハイテンションなサウンドに未来へのメッセージが込められたこの曲とともに、ワンランク上のステージを堂々と締めくくった。

「初めてのLAKE STAGE、超サイコーでした！」いつも以上に自信と笑顔に満ちたLiSAの表情が脳裏に焼き付くようなステージだった。

（取材/文：バッキー☆大坂）

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M1.だってアタシのヒーロー。
M2.ROCK-mode
M3.say my nameの片想い
M4.オレンジサイダー
M5.Empty MERMAiD
M6.Rising Hope
M7.Rally Go Round
M8.LiTTLE DEViL PARADE

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