男女ユニット『まるりとりゅうが』として活動していた まるりがソロデビュー曲『ホントの私』のリリースから1年を迎えた。
その1周年を祝う為にスタッフと協議を重ね、まるりの大好物の「きなこ」をオリジナルで制作する流れになった。
その名も「まるきなこ」。
老舗メーカーの「向井珍味堂」とのミラクルコラボレーションを実現する運びとなった。

この1年、音楽面では優里・MINMIといったビッグネームとも制作を重ね、ライブも初のソロツアーを無事に完遂、
YouTubeではOWV・西野未姫・ペルピンズといったさまざまなジャンルのアーティストとコラボを行い、ZIP-FMのレギュラーナビゲーターを１年４ヶ月務めた実績からYouTuberのゆんの学園祭MCを務めるなど、多岐に及ぶ精力的な1年を過ごしたと言える。

「きなこ」のような一風変わったコラボレーションも「本人が愛してやまないから」というシンプルな理由で具現化する彼女の突破力、実現までのアイディア力が、令和のアーティストに必要な素養のように思える。
その一つが、クリスマスイブに開催される「MARURI Christmas Li　Eve -Radiant-」だ。

この まるり完全プロデュースライブは、「近すぎてドキドキが止まらんっちゃけど！まるりエリアチケット」「ねえ！クリスマスなのに見に来てくれたと？関係者風エリアチケット」など独特のネーミングのチケットを考案、鶯谷（うぐいすだに）の特殊な会場でのコンセプトライブにするなど、まるりの悪戯っぽいセンスとその着眼点に注目が集まる。
奔放なアイディア力や、屈託のないキャラクター、そして何より実力に裏打ちされた澄んだ歌声を武器に、まるりのメジャーデビュー２年目が幕を開けた。