2023.09.09 公開
BE:FIRST、革新の4thシングル「Mainstream」の制作を追ったドキュメンタリー映像公開──SOTAが指揮を執るコレオグラフの風景、そして7人の言葉が指し示すものとは

BE:FIRST(※提供画像)  画像 1/2

2021年8月16日、「Shining One」でプレデビューし、いきなり各種チャートの1位を席巻。革命を起こし続けてきたダンス&ボーカルグループ、BE:FIRSTが9月13日に4thシングル「Mainstream」をリリースする。

 

シングルの表題曲としては初めてメンバーが1から制作に携わったエポックメイキングな楽曲をリリースするにあたり、楽曲制作の過程やメンバーが思いを語った映像を収めたドキュメンタリー映像が公開中。その第3話が配信された。

BE:FIRST、革新の4thシングル「Mainstream」の制作を追ったドキュメンタリー映像公開──SOTAが指揮を執るコレオグラフの風景、そして7人の言葉が指し示すものとはBE:FIRST(※提供画像)  画像 2/2

「Mainstream」のコレオグラフはBE:FIRSTのSOTAとStray KidsやNCT Uの振り付けなどで世界的に活躍するReiNaによる共作だ。二人はSOTAがダンサー時代からの知り合い。SOTAからReiNaに「どうしても振付を合作したい曲がある」と電話がかかってきたところから今回の話は始まった。「ダンサー時代からSOTAのダンスを見ていたので、好みは知っている。『Mainstream』を聞いて、SOTAが本当にやりたい楽曲だと納得した。とても抑え目なサビだったので振付も抑えた。でもキャッチーで癖になり、特別感がある振りを提案したらSOTAは賛同してくれた」とReiNaは興奮気味に話した。

SOTAは「『Mainstream』は僕たちが音楽を受け取る側でしかなかった時代に憧れていた音楽の雰囲気がある青春の曲で、届ける側になり、成長したことで、憧れを表現できるようになった。BE:FIRSTのメンバーはその辺の音楽的な感性が横並びなので、それに並んでくれるコレオグラファーと振りを作りたいと思った。同じようなヒップホップを聞いて踊ってきたという確信があったのがReiNaだった」と、共作の意図を語った。

ダンサーとして同時代を生きてきた二人がダンススタジオで振り付けを構築していく。SOTAが「仕事感がない!めっちゃ楽しい」と興奮を露わにすれば、ReiNaは「遊んでる延長線で振りができていく」と返し、「Mainstream」の振りに対する二人の強い手応えが伝わった。いよいよ、SOTAが指揮を執り、BE:FIRSTのメンバー全員で振りを入れていく。自らが選んだ道を信じ、真剣にダンスに取り組む7人の姿から溢れるのは揺るがない確信だ。

そして、7人それぞれの言葉からは、アーティストとして確実に成長できているからこそ、自らの核を色濃く抽出した楽曲を自らの意志のもと作るべき時期に来た、ということがひしひしと伝わってきた。

「ファーストアルバム『BE:1』のツアーを通し、『こういう曲があったらいいのにね』という会話がいろいろなところで繰り広げられるようになった。7人で話し合う場を設け、やりたい楽曲を挙げていった結果、『Mainstream』を作ることになった。様々なフェスに出演したり、いろいろなアーティストのライブを観る中で、こう見られたいという思いが高まり、『早く動き出さなければいけない』と思った」(JUNON)

「ヒップホップを好きな7人が集まったことが『Mainstream』に繋がった。メンバー全員の好きを通した曲をファンに届け、それが世の中に影響を与える曲に発展することを楽しみにしながら曲制作をした。歌詞にも注目してほしいが、まずはヒップホップのグルーヴの気持ち良さを楽しんでもらいたい」(RYUHEI)

BE:FIRSTは最終的には世界に行きたい。『Mainstream』はその第一歩目として、英語と日本語詞が当たり前に共存している歌詞にしたかった。例えば、同じメロディラインで同じ意味が込められているが、1番は日本語詞、2番は英語詞。そういう面白さを込めた」(RYOKI)

「どんどん僕たちらしい面白い曲になっていった右肩上がりの曲制作だった。勇気を持って社長(SKY-HI/日高光啓)に気持ちをぶつけて始まった楽曲だったので、『口だけにはなりたくない』と、ずっと責任感を持って制作したのは初めて。みんな気合が入っていたし、自分のパートに対する熱量も大きかった。予想以上の楽曲ができた」(SOTA)

「こうあるべきなんじゃないかと思った。自分たちが1から作った思い入れのある曲の方が伝わりやすいし、伝えやすい。そういうことをみんながやりたいと思い始めていた。そういった曲を作ることが必然的にアーティシズムやクオリティやクリエイティブに繋がっていく」(SHUNTO)

 

「曲の構成も意見させてもらった。それをやらせてくれた(曲作りを手掛けた)Ryosuke Dr.R Sakaiさんと社長に感謝したし、改めて『BMSGで良かった』と思えたし、BE:FIRSTで良かった。このメンバーじゃないとそこまでアグレッシブになれない。音楽好きが集まっているというグループ最大の強みが出た」(LEO)

「『Mainstream』によって新たな流行りが生まれ、自分たちの意志が浸透するのが一番。曲を通して僕たちの思いやこれからのビジョンを感じてもらいたい」(MANATO)

 

最後にLEOが、「11月にデビュー2周年を迎えるタイミングの曲として相応しい。BE:FIRSTとしての第二章を感じる曲」と「Mainstream」を位置づけた。

「常にトップを狙う」という意味が込められたグループ名を冠し、2021年11月にデビューしたBE:FIRST。音楽ファーストで結ばれた7人が、クリエイティブファーストであり、クオリティファーストであり、アーティシズムファーストを掲げるBE:FIRSTのメンバーとなり、ひとつの楽曲ごとに、ひとつのライブごとに、さまざまなことを吸収し、ステップアップし続けてきた。その急速な成長ぶりはドキュメンタリー映像第2話で語られていた、デビュー曲「Gifted.」と今回の「Mainstream」を手掛けたRyosuke Dr.R Sakaiの「7人は『Gifted.』からめちゃくちゃ成長していて、アーティストマインドのレベルアップがすごい」という言葉からも裏付けられている。

発展途上の最中にいるBE:FIRSTがさらなる革命を起こすべく生み出した新たなる王道「Mainstream」。9月13日、すべてが明らかになる。

文=小松香里

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