8月20日、第38回『神宮外苑花火大会』 が開催され、神宮球場で行われたライブステージにthe brilliant greenが出演した。
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4年ぶりに本格活動を再開したthe brilliant green。メンバーがステージに立ち、最後に全身黒の衣装に身にまとった川瀬が登場すると、会場から歓声が聞こえる。
『冷たい花』でライブがスタート。一気に会場をブリグリワールドに変えていく。「懐かしいー!」「この曲知ってるー!」と会場から聞こえてくる中、変わらない川瀬の声に、つい昔の記憶までも蘇ってくる。
「ありがとうございます。元気ですかー?」と川瀬が声をかけると、会場のいたる所から「元気!」の声が聞こえ、「暑いよねー!」「うん、暑いー!」など何ともゆるい川瀬のMCに会場中が友達になったかのように観客との掛け合いを楽しんでいく。
「ブリグリの曲、暗い曲しかなくて申し訳ないかなって思ってるけど、そこはメリハリでね。イベント全体が暗いのから明るくなる構成になってますのでね。私達は暗く(笑)」と言うと、会場から「大丈夫ー!(笑)」と声がかけられ笑いが溢れる。
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2曲目は『Stand by me』を披露。これはどうしても伝えたいと言い、「リハの時にトンボが飛んで来たので気をつけてください。」と発言し、会場が「え?」と笑いながらハテナ状態になる。が、次の曲にさっさといくあたりが川瀬らしい。ますます独特のワールドに引きこまれていき、曲に合わせ体が勝手に盛り上がってくる。
3曲目は、『そのスピードで』。つくづくファンの心をくすぐるセットリストで嬉しい気持ちにさせてくれる。伸びやかな声が会場中に染み渡っていく。
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「今日は花火が主役だからね、だから私なんてどうでもいいんですよ」と笑いを誘いながらも、20周年なんですー!と伝えると、観客が拍手で祝った。
ラストは、『There will be love there -愛のある場所-』。
「ありがとう!花火楽しんでください!楽しかったですー!」と最後まで笑顔を見せてくれた。いい所どりのライブに4年の年月を感じさせない彼女らのパワーが会場を包みこみ、トップバッターとして会場に熱を送り込みステージは幕を閉じた。
(取材/文:大類綾・写真:安藤龍之介)
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第38回 神宮外苑花火大会
the brilliant green セットリスト
M1.冷たい花
M2.Stand by me
M3.そのスピードで
M4.There will be love there -愛のある場所-
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